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2022-08-15

KENTAが棚橋弘至にリベンジ!「メインで勝って、自伝の宣伝をするのが夢でした」【週刊プロレス】

自伝「足跡」を宣伝するKENTA

14日、新日本プロレス長野大会のメインイベントでKENTAが棚橋弘至にリベンジを果たした。

KENTAは今年1・5東京ドーム大会のおけるIWGP USヘビー級選手権試合で棚橋と激突。同一戦は反則裁定なしのノーDQでおこなわれ、さまざまな凶器が駆使される荒々しい展開となった。

終盤の勝負どころでKENTAは棚橋をテーブルに乗せ、ギガラダーからの攻撃を狙うも、棚橋がラダーを揺らして回避。転落する際にKENTAがトラッシュ缶に顔面を痛打し流血してしまう。直後に棚橋がKENTAをテーブルに仰向けにして、ギガラダーからのハイフライフローを決めて勝利を収めた。

KENTAはこの一戦で鼻骨骨折、左股関節後方脱臼骨折、背部裂傷縫合術、左環指腱性槌指による長期欠場を強いられることに。自伝「足跡」の発売も復帰まで延期となる因縁もあった。

迎えたシングルリーグ戦「G1 CLIMAX 32」公式戦。KENTAはここまで2勝3敗とCブロック突破の可能性がなくなっていたが、首位に望みを残す棚橋戦に向け「アイツが愛を叫んでる間、オレは入院しながら“杖ポン”と愛を育んでたんだよ。明日、久しぶりの長野。最後にリングに立ってるのは、オレだってこと!」と意気込んでいた。

試合はKENTAが“杖ポン”こと松葉杖での殴打を見せるなどなりふり構わずに猛攻。最後はgo2sleepで仕留め、1・5東京ドーム大会のリベンジに成功すると同時に棚橋のCブロック突破を阻止してみせた。

試合後、マイクを手にしたKENTAは「メインで勝って、こうやって自伝の宣伝をするのが夢でした」と語り、客席最前列の少年ファンが持っていた自伝「足跡」を借りて、宣伝活動を開始した。

KENTAが「自伝持ってるヤツ、上げてくれよ」と語ると、ごく少数のみが反応。すると「長野って本屋さんないの? 本屋がなくても、長野はインターネットって通ってる? もし通ってるなら、amazon、楽天、闘魂ショップで買えるから。ちょっと興味持っちゃったでしょ?」と押し売り。

見事なセールストークに観客が拍手をするとKENTAは「拍手したヤツ、全員覚えたからな。絶対に買えよ」と言い放った。ひと通りの宣伝活動を終えると、少年ファンから借りた自伝にサインを入れて返却。リングから降りて、少年ファンと“TOO SWEET”を交わして、引き揚げていった。

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