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2022-10-04

【アメフト】X2ブルーサンダースチアが初のハーフタイムショー 元富士通のHonokaさんら華麗なパフォーマンス

初めてハーフタイムショーのパフォーマンスを披露したブルーサンダースのチアリーダー=撮影:小座野容斉

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 アメリカンフットボール・Xリーグの「X2」に所属するブルーサンダースのチアリーダーが、10月2日、ハリケーンズとの1戦で、初めてハーフタイムショーのダンスを披露した。元富士通フロンティアーズのHonokaさん、元LIXILディアーズ(当時)のAyaneさん、オール三菱ライオンズのChisatoさんら、Xリーグのトップチームで活動していたチアも含めた13人が、華麗なパフォーマンスを見せた。
華麗なパフォーマンスを見せるブルーサンダースのチアリーダー=撮影:小座野容斉
 ブルーサンダースの現在のチアリーダーは、昨年結成された。元オール三菱ライオンズのMinaさんが中心となり、Xリーグのチア経験者も集まった。これまでとは違い、チーム専属チアとしたために、「他チームのチアにはないような応援スタイルを目指していました」という。昨年は、観客が楽しめるように、ハーフタイムにプレゼントの抽選会など『巻き込み系』イベントを実施していた。

「ですが、多くのファンの方から、『ハーフタイムにはぜひ踊って欲しい』という声が寄せられましたし、選手からも、ハーフタイムのダンスパフォーマンスがあったほうが、チームとしてもゲームの後半に向けて勢いがつくとアドバイスも貰いました。それで、今シーズンはやろう、と準備してきました」とMinaさんはいう。
 
 もともと他チームのチアとして活動していたメンバーは、週3回前後の練習でハーフタイムショーを作り上げていたが、今は週1回。少ない練習の中で悩みながら、どれだけ魅せられるものを作れるのか工夫したという。Minaさんは「何とか形になって良かったです」と、安堵の笑顔を見せた。

ブルーサンダースのチアリーダーMInaさん=撮影:小座野容斉

 ブルーサンダースは、ハリケーンズに38-0で完勝し、2戦全勝。X2セントラルで、3勝0敗の茨城セイバーズを追っている。

      ◇
ブルーサンダースの本拠地、千葉県市川市の田中甲市長が観戦に訪れた=撮影:小座野容斉
 富士通スタジアム川崎で開催された、ブルーサンダース対ハリケーンズ戦には、ブルーサンダースの本拠地、千葉県市川市の田中甲市長が観戦に訪れた。市長はチアリーダーと一緒にスタンドのファンにあいさつした後、試合開始前のコイントスのセレモニーにも参加した。


 Xリーグの関係者によると、X2のチームは、地域とのつながりを大事にして、町おこしや、地域スポーツとの関わりに積極的だという。自治体とも連携しており、市長(首長)が観戦に訪れて、コイントスをしているX2のチームは、今季だけで3チーム目(4市長)だという。

ブルーサンダースは、ハリケーンズに38-0で完勝し、2戦全勝=撮影:小座野容斉

華麗なパフォーマンスを見せるブルーサンダースのチアリーダー=撮影:小座野容斉

【小座野容斉】

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