close

2022-10-08

【アメフト】120年以上続く「赤い河の決闘」を見逃すな テキサス大vsオクラホマ大の伝統校対決

カレッジフットボール屈指のライバル対決「赤い河の決闘」=phot by Getty Images

全ての画像を見る
米国で、NFLに匹敵する人気を誇るカレッジフットボール。NFLにはないのが、100年以上に渡って戦いが続く、ライバル校対決だ。
 まもなく始まる、テキサス大学とオクラホマ大学のゲームは、「レッドリバー・ショウダウン=赤い河の決闘」と呼ばれ、ミシガン大とオハイオ州立大のライバル対決と並んで、カレッジ屈指の伝統の一戦となっている。

 この対戦を、日本テレビ系スポーツ専門局「ジータス」と、ネットライブ中継「NFLGO」が日本語実況・解説で生放送する。

10月 9日(日) 0:45 ~ 5:15
RED RIVER SHOWDOWN “赤い河の決闘”
テキサス大 vs オクラホマ大
【解説】小坂恭平 【実況】増田隆生

 両校の対戦は1900年に始まり、1929年からは、毎年行われるようになった。昨年まで117回の対戦で、通算の勝敗は、オクラホマ大の55勝、テキサス大の48勝だ。この対戦は、西部劇の舞台である2州にふさわしく、壮絶な点の取り合いとなることが多い。

旅先、出張先でもOK!PC・スマホ・タブレットで見よう
  ライブ配信サービス「日テレジータス NFLGO」

 2018年には、ランキング19位だったテキサス大が、QBカイラー・マレイ(現カーディナルス)率いる全米7位のオクラホマ大を、48-45で撃破し大きなニュースとなった。テキサス大は、3Q終了時に、21点差をつけていたが、オクラホマ大は、マレイが、4Qで3本のTDを奪って同点に。しかし、残り14秒でテキサス大が決勝FGを決めた。テキサス大の1年生QBサム・アーリンガー(現コルツ)はトータル394ヤードのレッドリバーショウダウン記録を作った。

 2年前、2020年には、全米ランク25位に入っていなかったオクラホマ大が、4回に及んだ延長タイブレークの末に、53-45でテキサス大を破っている。

 オクラホマ大は今季、リンカーン・ライリーHCがUSC(南カリフォルニア大)に引き抜かれたため、ブレント・ベナブルの1年目。開幕3連勝と好調だったが、BIG12カンファレンス内での対戦が始まった、第4週から2連敗した。
 ライバル対決はむろんのこと、シーズンを考えても負けるわけにはいかない。セントラルフロリダ大から転校したQBディロン・ガブリエルのパスは好調だが、この試合は負傷のため、出場はクエスチョナブルとなっている。

 テキサス大も3勝2敗だが、1敗は全米ランク1位のアラバマ大に喫した。しかもこの試合は19-20と、もう少しでアップセットとなるところだった。テキサス大にとって痛かったのは、テキサス工科大に3点差で負けたことだ。
 注目選手はRBバイジャン・ロビンソン。NFLドラフト候補と目されている。
カレッジフットボール屈指のライバル対決「赤い河の決闘」=phot by Getty Images


カレッジフットボール屈指のライバル対決「赤い河の決闘」=phot by Getty Images

【小座野容斉】

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事