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2022-11-11

ソフトボール「JDリーグ」のダイヤモンドシリーズが明日、いよいよ開幕!

モニカ・アボット、後藤希友、三輪さくらと盤石の投手陣を誇る西の雄・トヨタ(撮影/藤田真郷)

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11月12日(土)、13日(日)の2日間、ZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)にて、女子ソフトボールのJDリーグ「ダイヤモンドシリーズ」が開催される。

 11月5日(土)、6日(日)のプレーオフを経て勝ち上がってきたのは、東地区2位の日立と西地区2位の豊田自動織機。東地区1位のビックカメラ高崎と西地区1位のトヨタが、それぞれ迎え撃つ。2試合の勝者が翌13日の優勝決定戦へと進む。

 ここからは、ダイヤモンドシリーズに進出する、トヨタ、豊田自動織機、ビックカメラ高崎、日立の戦力を紹介していく。


■西地区1位=トヨタ

 昨季限りで峰幸代、渥美万奈、山崎早紀ら東京五輪代表と主軸を担った古澤春菜が引退し、チームとして転換期を迎えた。注目は、西地区1位のチーム防御率0.79を記録した強力な投手陣だ。エースへと成長を遂げた後藤希友は防御率0.47(西地区1位)、13勝(同1位)という好成績を残し、その後藤と両翼を担う三輪さくらも3勝をマーク。モニカ・アボットも今季は登板回数こそ減ったものの、8勝を挙げる活躍を見せている。そして、峰からバトンを受けた切石結女が扇の要を務める。攻撃面では、新加入のバッバ・ニクルズが打率.451で西地区のトップに。巧打者・鎌田優希が打率.354(西地区3位)、ルーキーの山田柚葵が.333(同4位)をマーク。さらに、石川恭子、下山絵理、石野江里佳など好打者がそろう。

モニカ・アボット、後藤希友、三輪さくらと盤石の投手陣を誇る西の雄・トヨタ(撮影/藤田真郷)
モニカ・アボット、後藤希友、三輪さくらと盤石の投手陣を誇る西の雄・トヨタ(撮影/藤田真郷)


西地区2位=豊田自動織機

 東京五輪メキシコ代表投手で、2019年から豊田自動織機でプレーするダラス・エスコベド、その翌年に加入したチェルシー・グッドエーカーのバッテリーを中心に、鍛え抜かれた守備で守り勝つソフトボールを展開する。投手陣は、エースのエスコベドが20試合に登板して0.90(東地区2位)、チーム最多の10勝をマーク。トヨタから移籍の江渡祐希も7勝と貢献した。一方、打撃はチーム打率.219(西地区4位タイ)とやや物足りなかったが、11月6日に行われたプレーオフのホンダ戦では今季苦しんでいたグッドエーカーから先制のタイムリーが出るなど、復調の兆しが見えた。本塁打6本の須藤志歩、4本の中川彩音など強打者もそろう。ここ一番での勝負強さが光る、主将の金江爽友、大平あいらの打撃にも注目だ。

エースのダラス・エスコベドを中心に守り勝つソフトボールを展開する豊田自動織機(撮影/BBM)
エースのダラス・エスコベドを中心に守り勝つソフトボールを展開する豊田自動織機(撮影/BBM)


東地区1位=ビックカメラ高崎

 今季登板なしの上野由岐子の穴を埋めるべく、濱村ゆかりが大車輪の活躍を見せている。21試合に登板して防御率は東地区トップの0.81。勝股美咲、藤田倭らがその脇を固め、正捕手の我妻悠香が好リードを見せる。攻撃面では、昨季限りで山本優、森さやか(ともに東京五輪代表)が引退し戦力ダウンが心配されたが、若い力が台頭。打率.356(東地区3位)、10本塁打(同2位タイ)を記録した高卒5年目の工藤環奈、打率.329(同7位)を記録した高卒4年目の炭谷遥香らが結果を残した。藤田の長打力も健在。10本塁打(同2位タイ)、東地区トップの33打点を挙げ、チームの地区優勝に貢献した。俊足後代の藤本麗や、堅守と勝負強さが魅了の市口侑果、内藤実穂、ベンチからチームを支える上野の存在も心強い。
攻守に隙なし、東の雄・ビックカメラ高崎。日本リーグ時代は最多優勝回数を誇る(撮影/BBM)
攻守に隙なし、東の雄・ビックカメラ高崎。日本リーグ時代は最多優勝回数を誇る(撮影/BBM)


東地区2位=日立

 日本リーグ時代の昨年は、2016年以来5年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。実績のある移籍選手の加入もあったが、生え抜きの選手たちの成長も見られるなどチーム力がアップしている印象だ。今季はエースの坂本実桜に頼り過ぎず、田内愛絵里、長谷川鈴夏、テイラー・マクイリン、佐藤真咲ら5人の継投で白星を重ねてきた。それぞれの投手の良さを引き出す清原奈侑のリードも光る。攻撃面では、東地区トップの本塁打数11を記録した坂本結愛、8本(同5位)のハンナ・フリッペン、7本(同6位)の山口みどりらの打棒に期待。そのほか、森山遥菜、大越玲那など、パワーヒッターがそろう。東地区1位に輝いたチーム盗塁数52の走力も生かし、少ないチャンスをものにする。
昨年の4位から、さらに力を上げてきた日立。全員総力で勝利をつかみにいく(撮影/BBM)
昨年の4位から、さらに力を上げてきた日立。全員総力で勝利をつかみにいく(撮影/BBM)


 12日は10:30より西地区1位のトヨタvs西地区2位の豊田自動織機、13:30より東地区1位のビックカメラ高崎vs東地区2位の日立の試合が行われる。それぞれの勝者が、13日13:00から行われる優勝決定戦へと進む。初代JDリーグ王者はどのチームの手に!? 戦いの火蓋が間もなく切って落とされる。

 

■JDリーグレギュレーション
 レギュラーシーズンでは全16チームが東地区と西地区に分かれて戦い(各チーム29試合)、勝率によって順位を決定。地区優勝チームはダイヤモンドシリーズへ、各地区2位と3位はプレーオフへ進出。さらに東西地区4位のうち勝率の高いチームがワイルドカードでプレーオフへと進み、相手地区の3位と対戦する。11月5日(土)、6日(日)に行われたプレーオフの試合詳細は下記記事でチェック!
https://www.bbm-japan.com/article/detail/37297




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