年末から年始にかけて、ボクシング・マガジンtwitter&Facebookで大募集していた、みんなが2019年に見たいドリームマッチ。みなさんが選んだ試合は国内、海外合わせて90試合!それらを集計し、得票数の多い順にランキング。「国内選手編」、「海外選手編」として、それぞれ人気カード・ベスト10を15日(火)発売の『ボクシング・マガジン2月号』で発表します。
今回はその「プレ・イベント」として、11位~20位のカードを発表! 本誌のトップ10と併せて大いに盛り上がってください!
11位 井岡一翔vs.八重樫東(大橋)
№11 Kazuto Ioka vs. Akira Yaegashi
井岡(左)と八重樫は2012年6月20日、大阪でWBA(井岡)、WBC(八重樫)の世界ミニマム級王者同士の統一戦で対戦。壮絶な熱戦の末、井岡が判定勝ちした。その後、井岡はWBAライトフライ、フライ級と制し、八重樫はWBCフライ、IBFライトフライ級王座を獲得した。両者の再戦はスーパーフライ級か!?
12位 レイ・バルガス(メキシコ)vs.亀田和毅(協栄)
№12 Rey Vargas vs. Tomoki Kameda
WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン・バルガスと、11月に同暫定王座を獲得した和毅。
両者による統一戦を望む声はやはり多かった。アマチュア時代にバルガスが勝利しているだけに、和毅だってリベンジしたいはずだ。
13位 井上尚弥(大橋)vs.ゾラニ・テテ(南アフリカ)
№13 Naoya Inoue vs. Zolani Tete
WBA世界バンタム級チャンピオン井上と、WBO同級チャンピオンのテテ。ともにWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)に出場し、初戦を突破している。井上が準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を破り、同じくテテがWBAスーパー王者となったノニト・ドネア(フィリピン)を下せば決勝で激突!
14位 源大輝(ワタナベ)vs.阿部麗也(KG大和)の勝者vs.佐川遼(三迫)
№14 Taiki Minamoto vs. Reiya Abe⇒WINNER vs. Ryo Sagawa
『第40回チャンピオンカーニバル』最注目の1戦のひとつ、日本フェザー級チャンピオン源対同級1位・阿部。5月1日(水)、東京・後楽園ホールで決定しているが、この試合の勝者に、いまいちばんノッテる男、同級4位の佐川をぶつけたい! というファンの願い。
15位 井岡一翔vs.ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
№15 Kazuto Ioka vs. Juan Francisco Estrada
ともにライトフライ級からクラスを上げていき、現在スーパーフライ級で並び立つ。アメリカで開催されている『Superfly』での対戦を熱望するファンは多い。ドニー・ニエテス(フィリピン)に敗れたとはいえ超絶テクを披露した井岡と、WBC王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)にやはり敗れたがテクニシャンぶりを発揮したエストラーダ。実現すれば、これまた本物のスーパーファイトだ。
16位 レオ・サンタクルス(メキシコ)vs.清水聡(大橋)
№16 Leo Santa Cruz vs. Satoshi Shimizu
WBA世界フェザー級スーパーチャンピオンのサンタクルスに、OPBF東洋太平洋同級王者・清水が挑む1戦は、決して夢じゃないカード。バンタム級から3階級制覇を遂げているサンタクルスに、ロンドン五輪銅メダリストが挑めば、世界的にも話題を呼びそうだ。
17位 井上尚弥(大橋)vs.井岡一翔
№17 Naoya Inoue vs.Kazuto Ioka
これぞまさしく“ドリームマッチ”。クラスも異なり、現実味は乏しいが、ファンが夢想するにはこんなスーパーファイトはなかなかない!
18位 和氣慎吾(FLARE山上)vs.勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)
№18 Shingo Wake vs. Hiroaki Teshigawara
元OPBF東洋太平洋&日本スーパーバンタム級チャンピオン和氣(左)と、現OPBF同級王者の勅使河原。世界挑戦は完敗だった和氣が、その後の紆余曲折を乗り越えて“大人のボクシング”を披露すれば、勅使河原はいまもっとも勢いのある時期。戦えば、会場は超満員になるに違いない。
19位 岡田博喜(角海老宝石)vs.内藤律樹(E&Jカシアス)
№19 Hiroki Okada vs. Rikki Naito
生粋のスーパーライト級の元日本王者・岡田(左)と、スーパーフェザー級から上げていった現OPBF王者の内藤。ともに日本では指折りのテクニシャンで、最高峰の技を堪能できるはずだ。
20位 勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)vs.大森将平(ウォズ)
№20 Hiroaki Teshigawara vs. Shohei Omori
ふたたび勅使河原の登場。なかなかの人気者である。対する大森は、バンタム級での世界挑戦には失敗したが、ウェイトを上げて復活したサウスポーのソリッドパンチャー。イケイケの勅使河原と大森の顔合わせを考えるのは、なかなかの“通”である。
どうですか? 1位~10位まではどんなカードになったか、興味が湧いてきますよね?
そして、自分なりに予想してみるのも楽しいでしょう。ぜひ、『ボクシング・マガジン2月号』を手に取ってみてください!
文_本間 暁 写真_BBM、Getty Images、善理俊哉、本間 暁
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