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2023-09-05

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週プロ早版9・20号(No.2262)潮崎N-1初優勝、第8代王者!?EVILに聞く、内藤G1闘撮、青柳が小島下し三冠V3、ジュリアSTRONG女子防衛 定価580円

 毎週水曜発売(一部地域はことなります)の週刊プロレスの内容、見どころを発売1日前の火曜に紹介します。


 今週号の表紙はNOAH大阪大会で見事「N-1 VICTORY」初優勝を果たした潮崎豪です。拳王との30分超えの優勝決定戦を制した潮崎は、ついにシングルリーグ戦で初の結果を出しました。その試合以外にも清宮&大岩組のNOAH本格始動初戦、稲村の海外遠征壮行試合、船木vsバーネットのマーシャルアーツ戦など注目試合中心に詳報。

 新日本はシリーズオフが続いているので次期IWGP世界ヘビー級王座挑戦者のEVILを直撃。現在強奪したベルトを保持していることで第8代王者を自称するEVILの主張とは!? またG1優勝を果たした内藤哲也をクローズアップした「闘撮」も企画。この夏を制した内藤のカッコいいショットをまとめて掲載します。

 スターダムは「5★STAR GP」が中盤ですが、広島ビッグマッチを開催。ストロング王者のジュリアがかつて慕っていた先輩である世羅りさを下してV3。そのほかワンダー、ゴッデスなどタイトルマッチ中心にリポート。

 週刊プロレス創刊40周年記念イベント第1弾となった安納サオリのトークライブは大盛況に終わりました。安納の神対応が光ったイベントをリポートします。

 そのほか全日本・長岡、DDT上野&横浜、FREEDOMS後楽園、ドラゴンゲート姫路、大日本・名古屋ビッグマッチ展望、東女・大手町、仙女・新潟、アイスリボン蒲田など掲載。水曜発売(一部地域は発売日は異なります)。  


NOAH9・3大阪~N-1 VICTORY優勝決定戦◎潮崎豪vs拳王「生き様、解き放て」



 この日「N-1 VICTORY」優勝決定戦の勝敗が分かれた要因について、GHCヘビー級王者のジェイク・リーが興味深いことを語っていた。「特にすごく何か大きな差があったとかそういうのは感じなかったです。ただタイミングじゃないですか」。激動のプロレス界においてトップ戦線で大きな勲章をつかめるのか、つかめないのかは常に紙一重。いかに実力があっても、時流に乗れなければ淘汰の波に飲み込まれてしまう。

 そういう意味で言えば、拳王は完全にタイミングをつかんでいた。'19年5月に結成してプロレス界屈指のユニットにまで育て上げた金剛を開幕直前の6・24徳島で「安定望めば進化なし」と突如解散。7・9八王子から青を基調としたコスチュームに変貌を遂げ、N-1に乗り込んだ。

 同時に積極的なYouTube配信によって、ファンの支持率もチャンネル登録者数同様に上昇の一途。今年のN-1もそこでのコラボから誕生した必殺技「拳王スペシャル」を武器に、NOAH無敗だったジェイクに初めて敗北の味を教えた上でAブロックを勝ち抜いた。持ち前の反骨精神と強い信念に加え、最先端メディアをも自由自在に駆使する時代に選ばれし寵児と言っていい。

 そんな拳王と相対したのが潮崎豪である。今年でN-1の前身である「グローバル・リーグ戦」時代から数えて9度目の出場。GHCヘビー級王座歴代最多戴冠記録5回を持ちながらも、新日本「G1 CLIMAX」や全日本の「チャンピオン・カーニバル」、ZERO1「火祭り」、DDT「D王GP」を含め、キャリア19年でなぜかシングルリーグ戦を一度も制すことができずにいる。ここまでタイミングをつかめずにいるのはなぜなのか。プロレスファン以上に本人でさえわからない。今年のN-1も始まってみたら、潮崎自身が「苦しい、辛い、きつい闘いでした」と語っているように、薄氷を踏むがごとし。最終的には征矢学とのBブロック優勝戦進出者決定戦を制し、ようやく決勝にたどり着く。

 このN-1中に潮崎は些細なことかもしれないが、キャリアを考えれば大きな変化を見せていた。(井上)

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 詳細は9月6日(水)発売の週プロ誌面にて。週刊プロレスmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています。

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