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2023-12-30

スタン・ハンセンが“右腕ラリアット”を本邦初公開!【週刊プロレス昔話】

まさかの右腕ラリアットがバグジー・マグローを襲った(1984年3月30日、茨城)

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 スタン・ハンセンは1983年9月、必殺ウエスタン・ラリアットをジャイアント馬場に叩き込み、PWFヘビー級王座初戴冠に成功した。その後、馬場を相手に2度王座防衛するも、利き腕の“黄金の左腕”を痛めつけられ負傷。

1984年3月30日、茨城・古河市立体育館ではアメリカ南部の実力者バグジー・マグローと3度目の防衛戦に臨んだが、包帯を巻いた左腕を集中攻撃され、鉄柱に叩きつけられて悶絶。“不沈艦”がついにマットに沈むかと思われたその時、意表を突いた“右腕ラリアット”を初公開し、大逆転勝利を収めた。

猪木(NWF)・馬場(PWF)の2大巨頭から看板王座を奪った実績を持つ最強外国人の底力をまざまざと見せつけられた一戦だった。

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