close

2019-09-02

【柔道】世界選手権最終日 日本、団体戦で有終の美飾る!

8月25日に開幕した世界柔道選手権が最終日に男女混合団体戦が行われ、決勝で日本がフランスを4-2で破り優勝、有終の美を飾った。

※写真上=団体戦表彰式で金メダルを手に、笑顔を見せる日本代表のメンバー
写真◎近代柔道

男女混合団体戦

優 勝 日本

準優勝 フランス

3 位 ブラジル

3 位 ロシア

5 位 アゼルバイジャン

5 位 モンゴル

日本の試合結果

2回戦 日本 4-0 韓国

準決勝 日本 4-0 ブラジル

決 勝 日本 4-2 フランス 

※写真上=決勝 影浦の出足払いで先制
写真◎近代柔道

※写真上=大野が綺麗な一本勝ちで2-1と勝ち越す
写真◎近代柔道

※写真上=続く新井が、70kg級で優勝したガヒエを寝技で下し3-1と優勝に王手
写真◎近代柔道

※写真上=濵田は個人戦決勝で敗れたマロンガに得意の寝技でリベンジ、4-1とし優勝を決めた
写真◎近代柔道

※写真上=決勝戦のメンバー、左から影浦、芳田、大野、新井、村尾、濵田
写真◎近代柔道

コメント

玉置 桃選手

「メンバーに選ばれたからには、絶対勝つという強い気持ちで試合に臨みました。声援が凄かった。セコンドの声が、あまり聞こえなかったほどです(笑)。体が動くまま、自分のやりたい柔道ができました」

芳田司選手

「(決勝のフランス・シジック選手は)初めての相手ということで分からない部分がありました。そういうスキが確実にあった。借りを返すまでは、自分が一番活躍できるように準備していきたいと思います」

橋本壮市選手

「出番が最終日だったので、待ちくたびれていました。橋本スペシャルが決まって良かった。個人戦は悔しい思いで見ていたので、その気持ちを団体戦にぶつけようと思って試合に臨みました」

大野将平選手

「男女混合団体の出場は初めてだったので、出番があればいいなと思っていましたし、反則でも技ありでも1点は1点なので、自分の仕事は必ず1点を取ってくることは認識していましたので、仕事が出来た事は率直に良かったです。個人戦で優勝していたので、気持ち的に余裕があったのでうまく調整が出来たのかなと思います」

村尾三四郎選手

「今回は個人戦で出られなくて団体戦での出場だったので、全部勝ってアピールするというのが目標でした。韓国戦でラスト20秒で「技あり」を取って、その後逃げずに攻めて一本とれたあの試合は良かったと思います。決勝の最後場面(一本負け)、あの技は自分もやるのですが、あれは決まっていたなと思います」

新井千鶴選手

「個人戦では、自分がやってきたことを何ひとつ実感することなく終わってしまったので、団体戦で出しきろうと思いました。今日までの2日間で切り替えた。もう一度、自分を信じて畳に上がりました」。

濵田尚里選手

「(朝比奈と素根のコンディション不良があり)朝9時に電話があった時点で今日、自分が試合に出るのかな……と思いました。想定外でしたが、すぐに気持ちも体も準備できた。決勝は絶対に決めてやろう、代表戦にはしたくないという気持ちで臨みました」

影浦心選手

「今日は3試合全部一本勝ちできたので、自分の良さをアピールできたかなと思います。自分が3試合出るつもりで準備してきましたし、気持ちを切らすことなく臨めました。切り込み隊長として一本勝ちしてやろうと思って試合に臨みました」

関連記事

近代柔道 2019年9月号

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事