8月25日に開幕した世界柔道選手権が31日に個人戦最終日を迎え、女子78kg超級では個人戦初出場の素根輝がオルティス(キューバ)を破って優勝、昨年優勝した朝比奈は3位に終わった。また男子100kg超級では原沢久喜は準決勝で世界チャンピオンのツシシビリ(ジョージア)を破ったが、決勝でクルパレク(チェコ)に敗れ準優勝となった。最終日の9月1日には男女混合団体戦が行われる。
※写真上=女子78kg超級表彰式で日本国旗が一番高いところに揚がった
写真◎近代柔道
優 勝 L.クルパレク(チェコ)
準優勝 原沢 久喜(日本)
3 位 キム・ミンジョン(韓国)
3 位 R.メイヤー(オランダ)
コメント
「準決勝のツシシビリ選手を乗り越えて、気持ちが上がったという部分もありますけど、そこを少し意識しすぎていたなというのもあります。来年のオリンピックに向けてどうしても獲りたい、いい形で来年につなぎたいという思いしかなかったので、いまは本当に悔しいだけです」
優 勝 素根 輝(日本)
準優勝 M.オルティス(キューバ)
3 位 K.サイット(トルコ)
3 位 朝比奈沙羅(日本)
素根輝選手
「今日は優勝したいという気持ちだけで戦いました。自分は先に指導を取られるというのが課題だったので、先に先に攻めてペースをつかんで試合をしたいなと思っていました。(決勝は)どんな形でも絶対に勝つんだという気持ちで臨みました。東京オリンピックは必ず自分が出て金メダルを獲るという気持ちがあるので、必ずそれが達成できるようにがんばります」
朝比奈沙羅選手
「2連覇を狙ってここまで来たので、(メダルの)色が違うとすごく悔しいです。メダルを獲るということが最低限の仕事だと思うし、敗者復活戦に行く前にコーチから“朝比奈沙羅を出してこい”と言ってくださったので、朝比奈沙羅らしい試合が出来たということに関しては評価できるかなと思います」
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