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2024-06-19

WWE・AJスタイルズが語るNOAH丸藤正道「最高のレスラー。リスペクトしてるし、闘い方やくせもよくわかる」【週刊プロレス】

NOAH6・16横浜大会のビジョンで発表された丸藤正道vsAJスタイルズ

NOAH6・16横浜BUNTAI大会の第2試合終了後、事前に予告されていたWWEとの重大発表がおこなわれ、WWEスーパースターのトップ中のトップであるAJスタイルズがビジョンに登場。NOAH7・13日本武道館大会における丸藤正道とのシングルをアナウンスした。

その際にAJは「オマエにどれだけ才能があるかオレは十分わかっている。長く活躍している経歴がすべてを物語っている。しかし、オレは負けない。7月13日、最高な試合にしよう」と語っていた。17日夜にABEMAプロレス公式YouTubeチャンネルで独占インタビューが公開され、以下のようにコメントしている。

「丸藤には長いキャリアがある。彼のことはリスペクトしてるし、闘い方やくせもよくわかるよ。だからと言って簡単に倒せるかと言えば、そううまくはいかないだろうな。激戦になるだろうけど、楽しみだよ。

どうしてシングルの相手に丸藤を選んだか。シングルで闘ったことがないどころか試合をしたことがないからだ。同じリングにすら立ったことがない。だから彼とリングに立つことは特別なことなんだ。

オレがリングで見た中でも、丸藤は最高のレスラーの1人。NOAHだけに限らず、どこでも通用する実力を持ってる。彼とリングに立てるということはフェノメナール(驚異的)と言うべきだな。

NOAHは世界トップクラスのプロレス団体という時代があった。オレが憧れて見ていた頃のNOAHが忘れられない。日本のプロレスは最高だ。それは間違いない。オレも2年ほど日本で試合をしていたから、彼らのプロレスへの熱はとんでもないってわかるんだよ。だから日本のプロレスのことはよく知っているし、最高だって思ってる。

相当タフな試合になると思う。お互い譲らないだろうしな。彼はこれまで数々のベルトを巻いてきた。彼は4回GHCヘビー級チャンピオンにもなってるよな。相手にとって不足なしだ」

18日午後8時には同じくABEMAプロレス公式YouTubeチャンネルにて、AJ戦を丸藤本人に伝えた決定的瞬間の映像も公開。丸藤は「やれるんですか? これを機にというか、メッチャ大事な一戦ってことですよね。これから何が起こるかわからないですけど。光栄です。やらせてもらいます」と神妙な面持ちで語っていた。

互いにデビューは1998年。2000年代のプロレスシーンで両者の独創的なファイトスタイルは多くの選手たちに多大な影響を与えてきた。決して大きくない肉体でも類まれな身体能力と天才的なプロレスセンスを駆使して、ヘビー級戦線でも輝かしい実績を残してきたという共通点もある。

丸藤は不知火、時間差ロープワーク、フックキック、カーブストンプ、コードブレーカー、AJもスタイルズクラッシュ、フェノメナール・フォアアームなど現代プロレスで常識となっている技のパイオニアだ。そんな全世界のファンが垂涎している両者の初シングルが、ついに実現する。

丸藤はNOAH6・16横浜BUNTAI大会で杉浦貴と組んでGHCタッグ王座を奪取したばかり。AJも5月のフランス・リヨン、6月のスコットランド・グラスゴーとビッグマッチでコーディ・ローデスの統一WWE王座に挑戦し、ともに敗れはしたものの、世界最高峰を常にキープし続けている。全世界のプロレスが注目する世起の一戦と言ってもいいだろう。

WWEは昨年10月からABEMAでのRAW&SMACKDOWN&一部プレミアム・ライブ・イベントの無料放送を開始。5年ぶりの日本ツアー7・25大阪~7・27両国大会を控えており、日本での認知度&人気も急上昇中だ。サイバーファイト社長に就任した岡本保朗氏が語っていた「NOAHとWWEの関係強化」が丸藤vsAJ戦で形になり、今後の展開にも期待がふくらむ。

NOAH7・13日本武道館大会は丸藤vsAJ戦以外にも王者・清宮海斗vs挑戦者・YOICHIのGHCヘビー級選手権試合ほか豪華10カードがラインアップ。ABEMA PPVで独占生中継される。

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週刊プロレスNo.2306 (2024年7月3日号/6月19日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は札幌初開催となった「ALL TOGETHER」でメインに勝利した内藤哲也とロス・インゴの仲間たちです。AT史上初シングルメインとなった内藤vsジェイク・リーをはじめ、全日本から単独参戦した宮原健斗の元気が目立った6人タッグほか注目カード中心に詳報。新日本は札幌ビッグマッチ。メインはスーパージュニア覇者のエル・デスペラードがIWGPジュニア王座奪還。復帰2戦目のSANADAはIWGPグローバル王座奪取ならず。そのほかNEVER、ジュニアタッグなどタイトルマッチ中心にリポート。ほかにも大盛況となったデスペラード主宰の後楽園大会も詳報。NOAHは新装なった横浜BUNTAI初進出。GHC王者の清宮海斗がゲイブ・キッドに勝利し遺恨清算となるV1。その直後、凱旋した稲村愛輝あらためYOICHIから宣戦布告されるなど風雲急。清宮には巻末言でも話を聞いて「革命」を叫ぶ理由に迫ります。マリーゴールドは後楽園、京都、名古屋の3大会を追跡。7月の両国ビッグマッチにWWEからイヨ・スカイの参戦が発表されるなど大きな動きあり。全日本は七尾市で能登チャリティ大会を開催。復興へ向け現地でエールを送りました。そのほかスターダム大阪、東京女子・福岡&神戸、DDT・FMホール、ドラゲー沖縄、大日本・後楽園など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。約1週間でのお届けとなります。土日祝日の配送がありません。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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