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2024-10-18

「有名じゃなくても新鮮な食材で料理を作りたい」NOSAWA論外ADを直撃②“月曜夜の魔法”シーズン3期開幕迫る!【週刊プロレス】

NOAH5・4両国に登場したNOSAWA論外AD

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NOSAWA論外アシスタント・ディレクターがお届けするNOAH「マンデーマジック」が3期目に突入。10・21新宿を皮切りに11・25新宿まで5大会が組まれている。対戦カード含めて基本的に大会開始まで何が起こるかわからない。これまで“月曜夜の魔法”としてプロレス動画配信サービス「レッスルユニバース」を通してもプロレス界の新しい文化を発信してきた。そんな「マンデーマジック」の3期目が始まる前に論外ADを直撃! ①では「アメリカ人の友達を呼ぼうとしてる」と語っていたが、②の今回はどんな言葉が飛び出すのか!?(聞き手・井上光)

――マンデーマジックは未知の外国人選手たちをしっかりと発掘している印象です。

論外 アメリカやメキシコっていう市場はいい選手を見つけてきても、手の届かない団体にもっていかれちゃう。だから、これからはヨーロッパを開拓していこうと思ってて、マンデーマジック向きの選手を見つけてるところです。ぶっちゃけて言うと、新しいマーケットとして考えてるのはスペイン。発展途上だから一番面白いよね。

――ヨーロッパだとイギリス、ドイツあたりはプロレスが盛んでリアルタイムで情報が入手できますよね。

論外 スペイン以外ではイタリアかな。まだそんなに荒らされていないマーケットだから、そのあたりをこの前、視察してきましたよ。

――9月上旬にスペインに行ってきたらしいですね。

論外 ルチャ・リブレ・レベリオンって団体なのかプロモーションなのかわからないけど、ちょうど行った1週間ぐらい前に道場がオープンしていて。みんなすごく一生懸命だった。RCWって団体の大会も見ました。客は選手の友達ばかりかもしれないけど、熱は感じましたよね。ここからどうやって育てて収穫していくか。イタリアも昔あった団体が復活してやっていくっていう情報は入ってきるので。

――スペインのプロレスはどんな感じなのでしょうか。

論外 ちょっと前のROHみたいな感じ。ただROHにいた選手たちは基礎があったけど、スペインは基礎がなくてROHみたいな試合をしてた。結局、現地で教える人がいないんですよ。こないだ行った時も道場に20人ぐらいがいたかな。10人ぐらいは一応試合をしたことがある。10人ぐらいは練習をしたことあるけど、試合をしたことがない。偶然、長与千種さんと彩羽匠選手が同時期にスペインにいて、一緒に道場を見に行ったんだけど、2人が教え始めて、自分だけ座ってるわけにもいかず、未経験組を教えることになっちゃって…。なんだかんだで3時間ぐらいやったかな。みんな素直。夢があるんでしょうね。オレとしてもある程度ルートを作っておきたかった。

――スペインは意外ですね。

論外 リングがあって道場があるってすごくいい環境ですよ。しかもサグラダ・ファミリアから歩いて3分ぐらい。マンデーマジックにはいろんな食材があった方がいいからね。

――これまでは日本、アメリカ、メキシコ、イギリスの食材でした。

論外 それこそ当たり前の食材だけだった。有名じゃなくても新鮮な食材で料理を作りたいよね。

――スペイン料理と言えば、パエリアです。

論外 今回の遠征では、向こうでパエリア食べなかったんですよ。パエリアみたいな麺料理は食べたけど。あとはあんまり観光客が食べないようなマニアックな地元の郷土料理を探して食べてました。

――スペイン語がわかるのは大きいですね。

論外 バルサの市内は案内できるよ。バスとか地下鉄も任せて。FCバルセロナの本拠地「カンプノウ」にも行ってきたけど、改装中だったし、キャプテン翼の〝希望の橋〟がなかったのはショックだったけど(笑)。

――プロレスで例えると、スペインの郷土料理を提供できる団体は日本ではありませんね。

論外 原点に帰るじゃないけど、そんな旬な食材を使わずに忘れかけてた食材と新鮮な食材でも勝負できる。マンデーマジックの今後の方向性は今回のバルセロナ遠征で見えてきたよね。
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