2005年12月にパンクラスでデビューした川村亮は、総合格闘技のキャリアが10年を超えた15年6月にプロレスデビュー。その翌年の16年7月より突然、リングネームを「ロッキー川村」に変更し、以来、試合ではボクシンググローブを着用し映画『ロッキー』の主人公であるロッキー・バルボアを思わせるボクサースタイルで闘ってきた。
タッグマッチではパートナーは誰でも「ポーリー」と呼び、コメントの最後には意味もなく「エイドリア~ン!」と叫ぶなどコミカルな面が強調されている印象もあったが、所属するパンクラスでは16年10月にミドル級キング・オブ・パンクラシスト王座を獲得するなど闘いにおける力量は変わらない。
そんな川村に大きな舞台が用意された。アントニオ猪木がプロデューサーを務める新イベント「ISM」の第1回興行、7・24後楽園大会でメインイベントにラインアップされたのが、川村と身長225センチの巨人、モンターニャ・シウバとの一騎打ちだった。
試合前、川村に話を聞いた。
――アントニオ猪木さんの新たなイベントでメインに出場しますが、川村選手が考える猪木イズムとは?
川村 はっきり言って全然わかんないです(笑)。猪木イズムと言われましても…という感じで。ボクは知らない、というか触れたこともないから、なんとも言えないんですけど。ロッキー川村として、どこのリングだろうがなんであろうが、ロッキー川村の試合をするだけだ! という感じですね、今日は。
――猪木さんのリングということは意識しない?
川村 まったくしないです。ロッキー川村はロッキー川村の試合をするだけだぜ、ポーリー!
――モンターニャ・シウバとは初対戦ですよね?
川村 はい。あんなでかいヤツ、闘ったことないですからね。どうなるかワクワクしてますけど…パンチ届くんかな?
――リングネームを変えてから1年、成果を見せるにはいい相手?
川村 そうですね。
――ロッキー・バルボアだったら、どう闘うと思いますか?
川村 そう! そういうことなんです、結局。ロッキーがプロレスのリングに上がったらどうするのかなっていうのをイメージして見てもらうと楽しめるんじゃないかなと。ボクとしてもそうするように考えてます。
――猪木イズムではなくロッキー・バルボアイズムを意識して闘うと。
川村 そこはそうですよ。ロッキー川村という生物なので。ロッキーのオマージュとかではなく、ロッキー川村という生物なので。それを見てもらえればなっていう。
――ロッキーが猪木さんのリングに上がったらこうなる、と。
川村 そうそう。
――あらためてお聞きしますが、改名のキッカケは鈴木みのる選手からの言葉だった?
川村 そうですね。まあ、ボクがロッキーが好きっていうのはずっと皆さん知ってて、小さいころから好きだったんですけど、やっぱりその好きっていうのが出るんでしょうね。ボクのデビュー10周年(2016年7月2日、ハードヒット名古屋大会)のときに鈴木さんとシングルマッチをやったんですけど、そのときになんか、鈴木さんが試合中にボクが攻めてくる姿に「ちらっとロッキーが見えた」みたいなことを言ってくれて。「オマエ、やっぱりロッキーなんだ」っていう話で。自分もそれを機に、やっぱり自分の一番っていうものをリングにぶつけないと、相手にぶつけたりリングにぶつけないと、何も生まれないっていうのがわかりましたね。
――1年やってきて「やっぱり自分はロッキーだったんだ」と?
川村 そうそう。ロッキーだったっていうか、これだっていうのはあります。自分で自分を盛り上げるというか、盛り上がるというか、奮い立たせられるものがロッキーだったし、これまでも、これからもそうだし。それが如実に出た感じですよね。
ISMのメインイベントでモンターニャ・シウバと対峙した川村
そのように改名後の手応えを語った川村は、迎えたメインイベントで見事に勝利。闘魂のリングでどんなファイトを見せたのか? ISM7・24後楽園大会の試合詳細、バックステージコメントは以下のサイトを参照してください。
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