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2025-02-28

西村修さんが死去…ラストマッチは昨年12月【週刊プロレス】

西村修さん(2012年9月撮影)

昨年3月よりガン闘病生活を続けていた西村修さんが2月28日に息を引き取った。享年53。

西村さんは1971年9月23日、文京区出身。1991年4月21日、新日本プロレスでデビュー。95年に海外武者修行から帰国すると藤波辰爾が主宰するクラシカルなレスリング主体の「無我」の思想に賛同し参戦。その後、ふたたび海外武者修行に出て1998年に帰国すると2月にIWGPヘビー級王座に初挑戦。以後はトップ戦線で活躍するも同年8月にガンを告白。治療のため欠場し2000年6月に復帰。以降はフロリダにも住まいを持ち日本と行き来し、カール・ゴッチやドリー・ファンクJrを師事。「無我」の思想を強く打ち出し、オーソドックスなスタイルで独自の価値観を確立。

2006年1月末で新日本を退団すると藤波に追従して新団体「無我ワールド」に参戦。しかし試合数の少なさや団体運営に対する藤波との見解の相違などから2007年10月に無我を退団。その後、藤波とは絶縁状態に。無我退団後は武藤敬司率いる全日本プロレス所属に。2011年2月に退団すると、同年4月に文京区議選に当選。文京区議会議員となり、以後はレスラーと二足のわらじで主に全日本を主戦場に活躍。

2024年4月に食道ガンのステージ4と診断され治療を続ける。同年8月には大仁田厚のデビュー40周年記念興行に師であるドリーとのタッグで参戦。同年12月8日にも大仁田のFMWE鶴見大会に参戦もそれが最後の試合出場となった。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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