マカオ国際マラソンレポートの第3弾は、海外マラソンの一番の楽しみでもあるアフターについて。観光はもちろん、完走パーティーに参加するとランナーの輪が広がって、旅そのものの思い出が充実する。走り終えたあとの楽しみ方を紹介しよう。
上の写真 22階のSKY Bで行われた日本事務局主催の完走パーティーの参加者。走ったコースが一望できるロケーションだ。写真:日本事務局
海外マラソンの楽しみの1つが、観光がセットになっていることだ。そのためにも、マラソンですべてを出し切らないようにしたい。「家に着くまでが遠足」と同じで、「完走パーティーまでが海外マラソン」である。
マカオは世界遺産の街。フルとハーフは、世界遺産をかすめて走るが、本当にかすめるだけ。有名な聖ポール天主堂跡(ハザード)やセドナ広場くらいは見ておきたい。

見ておきたいセドナ広場 写真:マカオ観光局
マラソンのスタートが午前6時でフルマラソンの制限時間は5時間。11時には走り終える。急いでホテルに戻って、シャワーを浴びても、12時には出かけられる。今回の弾丸ツアーで一緒だった女性2人の行動が参考になるはずだ。夜行便で帰国するために、18時にホテルに再集合することにして別れた。
12時にホテルのロビーで荷物を預け、Yさんはホテルからタクシーに乗って聖ポール教会跡に向かった。タクシー代は1000円くらい。聖ポール教会跡からセドナ広場など、世界遺産のモデルコースを南下して、15時から始まる完走パーティーに参加した。2時間あれば、世界遺産の主要な部分を見て回れる。

マカオといえばここ! 聖ポール天主堂跡 写真:マカオ観光局
もう1人のTさんは、完走パーティーには参加しなかった。友人と地元の人が入るような食堂でビールと食事、そのあと世界遺産を見て回ったそうだ。マラソンで走ると、マカオの街の大きさをイメージできる。ゆっくり見るといくら時間があっても足りないが、ぐるりと1回りするだけなら、6時間あれば十分。ゆっくり見るのは次に来たときにすればいい。
日本事務局主催の完走パーティーが行われたのは、マカオの街を一望できるSKY Bというレストラン。22階のオープンテラスからの眺めは最高! マラソンで走った2つの橋を望むことができる。東側には、独特の形をしたグランドリスボアホテルの蓮のかたちが真横に見える。
軽食ということだったが、ミニサンドイッチやデザートなど、昼食にしてもいいくらいの食べ物が並んだ。レースのあとなので、水分補給を考えてアルコール類もソフトドリンクも飲み放題だ(アルコールは水分補給にはならないが)。これで参加費は3000円!

完走パーティーの会場からは、リスボアホテルが目の前。 写真:参加者
実は、この飲み放題プランの料金は4300円だが、マカオ観光局に補助していただき、3000円に抑えることができた。来年も同じことができるかわからないが、希望者が多ければ、同じ場所で、同じ料金で行いたい。

同じマラソンを走ったというだけで、あっという間にうちどけるのがランナー 写真:日本事務局
予想していたことだが、同じマラソンを走った人たちの間には、あっという間に一体感が生まれる。あちらこちらで、話の輪が広がっていたのは、日本事務局としてうれしかった。
最後は、お楽しみ抽選会。ランニングマガジン・クリールとマカオ観光局の協力で、全員に賞品がいきわたった。

抽選会は、参加者全員当選! 写真:日本事務局

軽食といわれていたが、十分な食事の量があった 写真:参加者
17時に完走パーティーを終えて、歩いてホテルに戻った。30分の行程だが、異国の街を歩くのは楽しい。歩くことによって脚の血流を促進することができるので、筋肉が固まるのも防ぐことができる。
18時にホテルに戻り、無料のシャトルバスでフェリーターミナルへ。来るときには、バスで橋を渡ったので、帰りはフェリー。いろいろな乗り物に乗れるのは、おとなでも楽しいものだ。
マカオでチェックインができるからフェリーは便利だ。フェリーの乗る前に荷物を預けたら、羽田まで運んでくれる。香港の空港で、重い荷物をガラガラと運ばなくてもいい。
香港国際空港では、搭乗時間まで2時間半ほどあったが、おしゃべりをしながらゆっくり食事をするのにちょうどいいくらいだった。
飛行機の席に座ると、すぐに眠りに落ちた。食事のときだけ目が覚めたが、そのあともすぐに眠り、気が付くと羽田空港に到着していた。午前5時前。始発のモノレールで家に帰って、少しだけ眠っていつも通りの時間に会社に向かった。
実は、マラソンの日の夜から、マカオの市街がライトで彩られるライト・フェスティバルが開催される。私たちはその日のうちに帰国しなければならなかったので見られなかったが、多くの参加者が、美しくライトアップされたマカオの街を楽しんだ。

美しくライトアップされた聖ポール天主堂跡 写真:マカオ観光局

マカオ・ライトフェスティバルでは、街中が色とりどりにライトアップされる 写真:マカオ観光局
2人の女性たちが観光していた間、私はレース中に撮影した写真などを整理していたので、観光する時間が全くなかった。カジノも、宿泊したホテルの近くのサンズで、中を通り過ぎただけだ。
しかし、全く後悔していない。また、行けばいいからだ。マカオはそれほど気軽に行ける場所である。何しろ旅行代金が安い。やり残したことがある人生は悪くない。ただし、来年は、土曜日の昼便ではなく、金曜日の夜便にしよう。

異国の街は、あるいているだけで楽しい 写真:日本事務局

マラソンを走ったあとは、歩いたほうが筋肉の回復を促進できる 写真:日本事務局
金曜日の仕事を終えてから羽田空港に向かい、土曜日に観光をして、日曜日にマラソンを走っても、月曜日には出社できる。会社を休まず、観光もできて、マラソンも走れる。来年、一緒にいかがですか。
文:樋口幸也(日本事務局/ベースボール・マガジン社)
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