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2025-07-10

21年前にNOAH東京ドーム初進出! 小橋建太vs秋山準の頂上決戦、三沢光晴vs武藤敬司初激突で5万8000人が大熱狂!!【週刊プロレス】

武藤敬司にエルボーを決める三沢光晴

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今から21年前の7月10日、NOAHが東京ドーム大会を初めて開催した。

2000年8月5日の旗揚げからNOAHは日本テレビ地上波放送開始、日本武道館進出など順調に団体としての求心力を高め、ファンの絶大な支持も獲得してきた。

旗揚げから約4年で早くも東京ドーム初進出を決断。そのメインイベントは小橋建太vs秋山準のGHCヘビー級選手権試合。技と技が激しく斬り結ぶ凄絶プロレスを展開し、観客のド肝を抜いた。試合中に吐血しながらも勝利をつかみとった小橋は王座防衛に成功し“絶対王者”ぶりを5万8000人の大観衆に見せつけた。

セミは当時全日本プロレスの社長を務めていた武藤敬司のNOAH初参戦、三沢光晴とのタッグ対決が決定。三沢と武藤は天才肌のレスラーとして若手の時分から比較され、それぞれ全日本、新日本のエースにのぼりつめた。全日本と新日本は長年対立していたため、2人がリング上で交わることは一度もなかった。
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そんな“ドリームカード”がNOAH初ドームで実現。それぞれ小川良成、太陽ケアをパートナーにGHCタッグ選手権を懸けて対戦した。三沢と武藤は相手の得意技であるエメラルド・フロウジョン、シャイニング・ウィザードを掟破りで使うなど白熱。試合は全日本時代以来の対戦となるケアを三沢が変型エメラルド・フロウジョンで沈めて、GHCタッグ王座防衛に成功した。

全試合の試合結果は以下。

1、20分1本勝負
○百田光雄(8分3秒、後方回転エビ固め)永源遙●
 
2、30分1本勝負
本田多聞&○泉田純&菊地毅(10分58秒、片エビ固め)井上雅央&川畑輝鎮●&青柳政司
※不入ドム

3、30分1本勝負
マイケル・モデスト&○ドノバン・モーガン(11分55秒、エビ固め)鈴木鼓太郎&リッキー・マルビン●
※ディ・アフター・トゥモロー

4、30分1本勝負
スコーピオ&○リチャード・スリンガー(16分44秒、片エビ固め)齋藤彰俊&橋誠●
※チャタヌガチュチュ

5、30分1本勝負
田上明&○佐野巧真(10分45秒、体固め)池田大輔&モハメドヨネ●
※雪崩式ノーザンライトボム

6、GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>○丸藤正道&KENTA(22分26秒、体固め)杉浦貴●&ケンドー・カシン<挑戦者組>
※雪崩式不知火。初代王者組が7度目の防衛に成功
 
7、GHCジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<挑戦者>○金丸義信(17分39秒、片エビ固め)獣神サンダー・ライガー●<挑戦者>
※旋回式垂直落下ブレーンバスター。ライガーが6度目の防衛に失敗、金丸が第9代王者となる 

8、IWGPタッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>○髙山善廣&鈴木みのる(12分55秒、エベレスト・ジャーマン・スープレックス・ホールド)森嶋猛●&力皇猛<挑戦者組>
※第46代王者組が3度目の防衛に成功

9、GHCタッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>○三沢光晴&小川良成(21分46秒、体固め)武藤敬司&太陽ケア●<挑戦者組>
※変型エメラルド・フロウジョン。第8代王者組が4度目の防衛に成功
 
10、GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○小橋建太(35分34秒、体固め)秋山準●<挑戦者>
※バーニングハンマー。第6代王者が9度目の防衛に成功
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