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2019-04-05

ブラジル流を知ろう! 『クルゼイロ』のシュート指導

4月4日まで、東京、大阪、三重の各会場で行なわれたブラジルの名門クルゼイロECの春休みキャンプ(https://www.cruzeiro.jp/)。ここでは、東京会場3日目に「シュート」をテーマとして行なった午後の部(約2時間)のメニューをすべて紹介する。※対象は新小学4年生から新中学1年生

1:エリアを変える「3対1」

クルゼイロ メニュー01

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進め方:各エリアで「3対1」を行なう(守備者はビブスを持つ)。コーチが笛を吹いたら隣のエリアに素早く移動する(笛を1回吹いたら時計回りに、2回吹いたら反時計回りに移動する。守備者はビブスをその場に置いて移動)。エリア移動が最も遅かった選手がビブスを持って守備者となる(※実際のトレーニングでは、人数の関係で「4対1」で行なっているエリアもありました)

ポイント:移動における素早い状況判断。ボール保持側はパスコースをつくる。守備者は半身で守備し、パスコースを切る

2:パス回し後のシュート

クルゼイロ メニュー02

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進め方:ペナルティーエリアの前で3~4人でパスを回し、シュート

ポイント:効果的なシュート・フェイント。顔を上げてGKの状態を見る

3:ヘディング・バレー

クルゼイロ メニュー03

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進め方:ペアになり、1人が手でボールを投げて1人がヘディング。ヘディングしたボールが相手にキャッチされずに相手コートの枠内に落ちたら1点

ポイント:苦手意識を持つ子供が多い傾向にあるヘディングの克服、ヘディング時のいい姿勢、ボールの当て方

4:「6対6」+2GK+フリーマン

クルゼイロ メニュー04

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進め方:フリーマンはボール保持側をサポート。コーチはタッチラインに立ち、一方のチームのボールが外に出たりしたら、もう一方のチームに素早く配球する

ポイント:積極的なシュートの意識、攻守の切り替え

ブラジルから来日し、子供たちの指導にあたったカレカコーチ(左)とビトコーチ

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