今年に入ってから破竹の勢いで話題を振りまいているNOAH真夏の大一番が迫ってきた。8・11神奈川・カルッツかわさきと8・16東京・後楽園ホール大会だ。8・11川崎大会ではGHCタッグ王者組の征矢学&稲葉大樹にTEAM2000Xの杉浦貴&マサ北宮が挑戦。失意の失踪後にTEAM2000X入りした北宮がいきなりのベルト挑戦となる。同大会では新日本プロレス・高橋ヒロムvs菊池悠斗というジュニアの注目シングルとともに注目されているのが、潮崎豪復帰&N-1 VICTORY出場者決定戦の潮崎vs晴斗希。“I AM NOAH”の潮崎が今年1月以来7カ月ぶりの復帰戦で9月開催のシングルリーグ戦出場権を懸けたサバイバル戦に臨む。
8・16後楽園大会では7月に11年半ぶりにGHCヘビー級王者となったKENTAに“永遠のライバル”である丸藤正道が挑戦。互いに円熟味を増した現在、7年ぶりのシングルはどんな闘いとなるのか。過去のNOAHを知るファンにとっては非常にエモーショナルな一戦になるはずだ。
そんな真夏の大一番で重要な試合を控えている丸藤、KENTA、潮崎の3人が株式会社ベースボール・マガジン社より発売中の週刊プロレス編集「プロレスリングNOAH25年史」のインタビューに集結。2000年8月5日のNOAH旗揚げ戦@東京・ディファ有明に向けての日々について振り返ってもらった部分を公開する。

――NOAHの旗揚げを聞いた時はいつでしたか?
KENTA(以下・K)覚えてないですね。三沢(光晴)さんの近くにいたから聞いてたんじゃないですか?
丸藤 オレは父親に言われたような気がする。
潮崎 会社から言われたとかではないのですか?
丸藤 だって、会社自体がちゃんとなかったじゃん。
K 旗揚げの前にディファ有明でみんな集合しましたよね?
――2000年6月16日ですね。
丸藤 そのへんの記憶があいまいなんだよね。大事なことなのに(笑)。
――史実を見ると2000年6月9日の全日本プロレス日本武道館大会後、5月28日の臨時取締役会で三沢さんが社長を解任されていたことが明らかになりました。その頃にもう知っていましたか?
丸藤 ボクは三沢さんと食事してる時に何となく話は聞いてました。
K あの頃、飲めたんですか?
丸藤 飲めない(笑)。
K 今みたいにバカみたいに飲んでないですよね。
丸藤 バカって言うな! 当時はまだウメッシュぐらいしか飲めない。飲める年齢なのに、飲まなかった。
潮崎 いつから飲めるようになったんですか?
丸藤 紆余曲折あって…そういう話じゃない(笑)。
――KENTA選手はいつ頃、新団体の構想を聞いたのですか?
K オレは新人だったからよくわからず、三沢さんに錦糸町に呼ばれて「新団体になるけど、心配しないでついてこい」って言われてた。事情もいまいちわかってないけど「はい」って答えたかな。確かリキさん(力皇猛)も一緒だった。
――杉浦貴選手は?
K アイツは2000年の4月に入ってきたばかりの新弟子だったから呼ばれてない。電話番してたんじゃない。
丸藤 それかスナックか(笑)。
――潮崎選手はファンとして全日本大量離脱&NOAH旗揚げに接することになりました。
潮崎 まだ熊本にいた頃ですね。旗揚げ会見を見て、新しい団体でやるんだ!って思いました。プロレスファン友達の間でもいろいろウワサになってましたね。
――それまでの全日本と変わった部分はありましたか?
丸藤 KENTAが新人って言ってたけど、オレもそこまで変わらないからね。三沢さんの近くにはいたけど、金魚のフンだから、細かい部分はわからずにただついていっただけ。合宿所や会社が変わるぐらいしか理解してなかった。言うなれば、ファンのみなさんと同じような部分しか見えてなかった。
――当時は全日本の合宿所に住んでいましたが、どうしたのですか?
丸藤 実家に帰りましたね。
K みんなバラバラになった。
潮崎 えっ!?
丸藤 だって、全日本を辞めたんだから合宿所がないわけで。
K NOAHがスタートしてもしばらく合宿所はなくて、それぞれが実家から試合に行ってた。ちょっとしてから東陽町に合宿所ができて、そこに最初に入ったのがオレと丸藤さんと杉浦さん…あっ、杉浦。
――(笑)。
K 原付バイクで通ってた。
丸藤 オレも。
――2人とも埼玉県なので近くてよかったですね。
K いや、けっこうあったよ。1時間ぐらいかかった。
丸藤 けっこうすぐに合宿所ができたからよかったよね。
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