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2025-11-26

今井達也のピッチングバイブル(今井達也/著)

2025年12月 2日発売
BBM1040292
A5並製128頁
定価 1,980円(税込)
ISBN:978-4-583-11785-0 C2075

Contents

日本最高峰右腕が唯一無二の投球術と、至高の変化球を伝授する。
今井達也‟初”の自著で投球メカニックをすべて解き明かす――
“脱力投法”とも呼ばれる力感のないフォームから最速160㌔の剛速球を軸に打者を制圧
「胸をできるだけ早くバッターに見せたい」「グラブ側の腕は使わない」(今井)

CHAPTER1▶基本的な考え方
自分の体に合った使い方を探しその完成度を求める/日常生活からバランスの良い姿勢で体の「軸」をしっかりと作る/意図せずに自然と高めへ浮き上がっていくボールが理想/背中の張り具合によって出力を調節する/力の入れどころはセットポジションとリリース/自分の体の可動域に合わせながら「背中側」で投げる

CHAPTER2▶投球動作のメカニズム
立ち位置/セットポジション/足上げ/狙いを定めるイメージ/並進と回転のバランス/ステップ/着地/体の回転/腕の振り/リリース/ほか

CHAPTER3▶さまざまな球種の極意
ストレート/スライダー/カーブ/チェンジアップ/フォーク/シンカー/注意するポイント/習得までの過程
CHAPTER4▶試合を支配する技術
試合の中で1球ごとに体の使い方の修正を重ねる/相手が打ちやすいボールを避けながらテンポ良く投球していく/打者のデータよりも雰囲気や反応を感じ取る/打者1巡目で空振り三振を取り強い印象を与えて優位に立つ/試合の立ち上がりから100点満点を出す必要はない/年間を通じてコンディショニングには気を配る

【著者紹介】
今井達也(いまい・たつや)
[埼玉西武ライオンズ]
1998年5月9日生まれ。栃木県出身。180㌢80㌔。右投右打。小学1年のときに北光スポーツ少年団野球部で野球を始め、鹿沼市立西中学時代はクラブチームの鹿沼ポニーリーグの鹿沼レッドソックスに所属し、全国野球大会にも出場した。作新学院高では2年夏からベンチ入り。3年夏の甲子園では150㌔を超えるストレートを武器に、チームを優勝へ導く。U18アジア選手権でも決勝で好投し、2大会ぶり5度目の優勝に貢献した。2017年ドラフト1位で埼玉西武に入団。2018年6月13日の東京ヤクルト戦でプロ初登板初先発を果たすと、6回1失点でプロ初勝利をマーク。19年5月5日の東北楽天戦ではプロ初完封勝利を挙げた。21年には先発ローテーションを守り、自身初めて規定投球回に到達。チームの柱としてフル回転した。24年は3年ぶりの規定投球回に達し、自身初タイトルとなる最多奪三振(187個)を獲得。25年は開幕から圧倒的な投球を続け5連勝をマークするなど、5月の月間MVPを受賞した。6月17日の横浜DeNA戦では松坂大輔が記録した1試合16奪三振を更新する球団新となる17奪三振をマークした。同年は3年連続2ケタ勝利も達成した

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