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2025-12-25

【マリーゴールド】桜井麻衣が1・3大田区ワールド戦へ、成田山新勝寺の御護摩祈祷で必勝祈願「青野未来に必ず勝ちます」【週刊プロレス】

1・3大田区の青野戦に向け、成田山新勝寺を訪れた桜井

女子プロレス「マリーゴールド」2026年最初のビッグマッチ1・3大田区総合体育館大会で団体最高峰王座マリーゴールド・ワールドに初挑戦する“嵐を呼ぶ超貴婦人”桜井麻衣が千葉県成田市にある成田山新勝寺を訪問。1000年以上続く御護摩祈祷(ごまきとう)に参列。青野未来に勝利し、真紅のベルト初戴冠を果たすべく、心願成就を祈願した。

1・3大田区に向けた青野との、じつに10度にわたる前哨戦を終えた桜井が向かった先は、日本屈指のパワースポット、成田山新勝寺。じつに1000年以上続く護摩祈祷は、不動明王の御力で人々の願いを叶え、煩悩を焼き尽くす炎の儀式と言われる。かねて仏閣やパワースポット巡りをしている桜井がかねて参拝を熱望していた場所だった。

真紅のベルトと呼ばれるワールド王座初挑戦のタイミングで貴婦人は満を持して成田山新勝寺を訪問。マリーゴールドの最高峰王座挑戦に向け、必勝祈願したい旨をお寺に伝えたところ、快く迎え入れ、眼前で炎が燃え盛る場所を桜井のために用意してくれた。

桜井も貴重な機会を1秒たりとも無駄にすまいと、炎を浴び、必勝を祈願。さらに不動明王との結びつきを深め、加護を得られるというお手綱参拝もして、「身から出るオーラもキラキラ」になったと笑顔。おまけに御護摩祈祷後に引いたおみくじはなんと大吉。「思いのままの明るい前途である」「大いに立身出世ができる」などワールド王座初戴冠を予感させる出来事が続き、ご機嫌の貴婦人は「1・3大田区で青野未来に必ず勝ちます。勝って、真紅のベルトを巻くギラギラしたチャンピオン、桜井麻衣の姿を皆さんにお見せしたいと思います」と約束した。
11・17後楽園の試合後、桜井は青野の持つワールド王座挑戦を表目いした
振り返れば、今年の1・3大田区でも桜井vs青野のシングルはおこなわれており、“純白のベルト”ユナイテッド・ナショナルが懸けられた同一戦は桜井が勝利。UN初戴冠を果たしている。

それ以外にもシングルリーグ戦「DREAM STAR GP」において、2年連続で実現している両者のシングルはともに時間切れドロー。つまりマリーゴールドでおこなわれた一騎打ちは桜井が1勝2分けの負けナシ。前哨戦でも挑戦者優位の試合が続いたが、それでも桜井は、ワールド王者になったことでより鮮明になったという青野の“攻めの姿勢”を警戒しつつ、それを受けに受けたうえで勝利すると宣言した。

ワールド王座初戴冠を果たした暁には「ギラギラ」のマリーゴールドを見せると誓った桜井。大田区決戦まであと10日、貴婦人はマリーゴールドの頂に立つしかない。

成田山新勝寺で必勝祈願をした桜井との一問一答は以下の通り。

――成田山新勝寺の御護摩祈祷に参列しましたが?

桜井 1・3大田区に向けての必勝祈願ということで参列させていただきました。悪いものを払ってもらって、2026年に向けて身から出るオーラもキラキラになった気がします!

――オーラがキラキラに…!

桜井 はい。遠くからここまで足を運んで参列する人たちって、みんな強い思いがある人たちだと思うんです。行動力がある人って、フットワーク軽いですし、決めた事をすぐ実行する、そういう向上心の高い人のなかにいることで気も洗われますし、ポジティブな運気ももらいつつ。炎で汗もかいて邪念も落とすことができて、ピカッとなりました。

――ピカッと…!

桜井 ピカッとした気がします。私、ピカピカしてませんか?

――…そうですね、ピカッとしてると言えばしてる気がします。

桜井 これで準備は完璧ですわ(にっこり)。青野未来が持つワールド王座に挑戦する1・3大田区まで前哨戦もやり切って、お互い1回ずつ(2人の間で直接)勝敗が着きましたけど、あとはもうシングルで誰にも邪魔されない状況で絶対決着をつけてやる。そして私が勝つところを見せるだけです。
12月某日、成田山新勝寺を訪れた桜井
――ワールド戦決定後、前哨戦はじつに10回おこなわれました。

桜井 もう青野未来の顔が見たくないっていうぐらいやりました。今年の1・3大田区では白いベルトを懸けて青野未来と闘い、私が勝利しました。今回は真紅のベルト、ワールド王座を懸けた闘い。白の時とは違う、燃え上がる桜井麻衣を見せて、青野未来に勝ちたいと思います。

――10・26両国で青野選手はワールド王座初戴冠を果たしました。何か変化は感じましたか?

桜井 まず蹴りがすごく強くなりました。以前から蹴りを得意にしてましたけど、より強くなった。もっと言えば攻めの姿勢もより強くなった気がします。

――団体最高峰王座を取りましたが、守りに入るのではなく、むしろ攻めてると?

桜井 はい。前に前にくるなって、白い王者の時よりはそれをすごく感じますね。逆に私は、受けて受けて、そのうえで桜井麻衣が勝つ姿を見せたい。私はどんな強い攻撃にも絶対屈しないし、ギラギラした信念を貫いてこまできたので。

――マリーゴールド旗揚げからの1年半で飛躍を遂げた青野さんと桜井さんのワールド戦が、岩谷麻優vs彩羽匠のGHC女子戦などを差し置いて1・3大田区のメインイベントを張ることになりました。

桜井 そうですね。でも、来年の1・3大田区が“最後”ではないじゃないですか。

――1・3がゴールではないと。

桜井 ビッグマッチのメインを任されてよかった、じゃなくて、1・3からもまだまだマリーゴールドは続いていくわけで。だからこそ今回、あの桜井がここまでの選手になったな、メインイベンターの責任をしっかり果たしたなって思わせないといけないなって。そういうなかで最近よく感じるのが“スターダムの桜井まい”で止まってる人が多いなって気がするんですよ。
護摩祈祷を終えた桜井はご満悦の貴婦人ポーズ
――どういうことですか?

桜井 やっぱりファンの母数が違うっていうか。マリーゴールドで頑張って上がってきたつもりではありましたけど、(今年5月に)麻優さんがマリーゴールドに入団された時、麻優さんキッカケでマリーゴールドを初めて見た人がけっこう多かったと思うんですよ。その時言われたのが、桜井がめちゃくちゃ変わってるという良い声が多かったと関係者の方づてに聞いたり、SNSでも書かれていたのはすごく嬉しいことではあるんですが、見方を変えれば、スターダムの頃の桜井まいを知ってる人の方が多くて、まだまだマリーゴールドの桜井麻衣はプロレス界に浸透してないんだなって、ちょっとショックだったので。

――ビッグマッチのメインでアツい試合をして、勝利を飾ることで“マリーゴールドの桜井麻衣”を知らしめたいですね!

桜井 そういう思いもありますし、桜井vs青野だったら当然メインでしょっていう存在になっていかないといけない。麻優さんや匠さんに頼らなくても、自分が大きくなってメインイベンターにふさわしい選手だって言うことをメインで見せなきゃなって。

――そのうえで勝利し、ワールド王座初戴冠を果たすと。

桜井 はい、必ず。私が真紅のベルトを巻いて、マリーゴールドをギラギラした団体にしていきたい。そのためにも、1・3大田区で青野未来に必ず勝ちます。勝って、真紅のベルトを巻くギラギラしたチャンピオン、桜井麻衣の姿を皆さんにお見せしたいと思います。
2026年1・3大田区総合体育館大会のメインイベントで青野vs桜井のワールド戦がおこなわれる
「MARIGOLD First Dream 2026~初夢~」
★2026年1月3日(土)東京・大田区総合体育館(14:30)

⑧マリーゴールド・ワールド選手権試合
<王者>青野未来vs桜井麻衣<挑戦者>

⑦GHC女子選手権試合
<王者>彩羽匠vs岩谷麻優<挑戦者>

⑥ユナイテッド・ナショナル選手権試合
<王者>ビクトリア弓月vs越野SYOKO.<挑戦者>

⑤ツインスター選手権試合
<王者組>松井珠紗&CHIAKI vs野崎渚&瀬戸レア<挑戦者組>

④シングルマッチ
林下詩美vs後藤智香

③メガトンチャレンジ
メガトン 対 人気者K
※人気者Kの正体は当日の入場時に明らかとなる。

②天麗皇希&翔月なつみ復帰戦
天麗皇希&翔月なつみ&ハミングバードvs石川奈青&勇気みなみ&橘渚

①ニューイヤー・ダッシュ
山岡聖怜&心希&CoCo vs田中きずな&南小桃&山﨑裕花
1・3大田区のイメージビジュアル
【チケット情報】
・VIP:5万円(特典付)
・Sシート:3万円(特典付)
・Aシート:1万5000円
・1Fスタンド:1万円
・2FAシート:8000円
・2FBシート:5000円
・2F自由席:3000円
※以上、当日は各1000円増し
・小中高生当日券(要身分証):1000円

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