close

2020-09-09

【アメフト】米の20歳大学選手が新型コロナ合併症で死亡  160キロの巨漢 父は元NFL選手、スティーラーズ1巡指名

 米国の20歳の大学フットボール選手が、現地9月8日、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の合併症で死去した。米国の複数のメディアが報じた。亡くなったのは、ジャメイン・スティーブンス選手で、ペンシルバニア州のペンシルバニア・カリフォルニア大学(有名なカリフォルニア大学とは無関係)の4年生。同校のフットボールチームはNCAAのDiv.2に所属し、スティーブンス選手は、1年生から先発DTとして3年間で32試合に出場する主力選手だった。
 
 死亡時の詳しい様子は明らかになっていない。9月21日で、21歳になるはずだったスティーブンス選手は6フィート3インチ、355ポンド(191センチ、161キロ)という巨漢選手だった。

 ペンシルバニア・カリフォルニア大学の所属するNCAAのDiv.2は、COVID-19の全米レベルでの拡大により、今シーズンは全試合がキャンセルとなっていた。

 スティーブンス選手の父親は、同名の元NFL選手ジャメイン・スティーブンスで、1996年のNFLドラフトで、ピッツバーグスティーラーズに1巡29位で指名された大型のOLだった。チームは主力選手として期待したが、スチーブンス父は体重の管理に苦しみ、1999年のキャンプ初日の練習についていけず、当時のビル・カウワーHCから、解雇を宣告されたこともあった。その後シンシナティ―ベンガルスなどに在籍し、2002年までNFL選手として活動した。

 米国のCOVID-19の感染状況は、9月8日現在で、陽性者数が628万人、死者は18万8千人を超えている(米国疾病予防管理センター調べ)。

新型コロナ感染症の拡大で、NCAAフットボールのDiv.2は、2020年シーズンは全試合キャンセルとなっていた=photo by Getty Images

死亡したスティーブンス選手の父親は、NFLスティーラーズにドラフト1巡指名された、巨漢OLだった=photo by Getty Images

おすすめ記事

NFL2020 カラー写真名鑑
B.B.MOOK1500

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事