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2026-06-13

ウルフアロンがプロレスと柔道という競技の違いを分析! トレーニング、受け身、技のつなぎ…【週刊プロレス】

大阪城決戦前日、ABCラジオ「サクサク土曜日 中邨雄二です」に出演したウルフアロン。出演を終えた桧山進次郎氏、金メダリストと神様の2ショット

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2020東京五輪柔道100kg級金メダリストで現在は新日本プロレス所属のプロレスラー、ウルフアロンが13日、ABCラジオ「サクサク土曜日 中邨雄二」に出演した。

プロレス転向後、大阪では初となるプロモーション。早朝から同局のTV情報番組「おはよう朝日 土曜日です」に出演後、ラジオスタジオ入りしたウルフアロン。

略歴が紹介されたのち、話題は柔道を始めたキッカケに。「小学校に入学する前に柔道の練習に連れていかれて。練習が終わった時に『面白かったか?』と訊かれて、つい『はい、面白かったです』と言ったことから通うことになってしまった」とのこと。

「負けず嫌いなところはあったんで、試合で勝ってうれしい、負けて悔しいというのあったんですけど、“柔道を面白いと思ってたか?”といわれると、小学校の時は“とりあえず練習に行かなきゃいけない”ものだと思って通ってました」と、習い事のひとつという感覚。

転機が訪れたのは中学時代。「もともと同年代と比べると体も大きく、体重差や力で勝ててたところ、周りが成長期に入ってだんだん勝てなくなって、年下にも負けるようになってきて、それがイヤで、(柔道が)面白い面白くないとかじゃなく、中学卒業までは全力でやってみようと思い直してやってみたら、ちょうどその頃に自分の成長期が重なって、すぐに結果も出るようになって。全国大会には届かなかったんですけど、中学3年で関東2位とか東京3位になって、高校に進んでも続けたいなって。その時には(柔道が)好きになってた気がしますね」と、勝利を重ねることによって次第に柔道にのめり込んでいった。

一方で柔道は、「オリンピックで注目される競技。発祥が日本ということもあって、メダルを取るか取らないかでまったく評価が違ってくる。それだけに現役の柔道家は、基本的にみんなオリンピックを目指している」。そしてウルフアロンは、東京五輪で頂点の座を射止めた。

そして2025年に柔道に一区切りをつけてプロレス転向を表明する。

「金メダルを取りたくて柔道を続けてて取った。指導者になりたくて柔道をやってたわけじゃないんで、そこでやり残したことはないなと思いましたし、やり残したことはないと思えたからこそ次やりたいことに行けた」「大学時代から新日本プロレスを見続けてきて。でもその時点では柔道で結果を残してなかったので(プロレスを)やりたいという気持ちはありながらもでも柔道、まずはこの競技で世界で一番になりたいと思ってて。(東京五輪での金メダル獲得で)それを達成した時に、プロレスをやりたいなという気持ちがわいてきた」と転向理由を語った。

そして新日本プロレスに入門、プロレスラーのトレーニングを開始したが、練習内容は「まったく違いますね」と戸惑うことも。

「柔道ではウエートトレーニングと柔道の練習を分けてやることが多いんですけど、プロレスではウエートトレーニングや基礎体力のトレーニングをやって、そのままプロレス練習に入るんで。プロレス場合、年間100試合以上やるんで、体を疲れさせた状態にしてからプロレスの練習をするのは、“疲れてることは当たり前。疲れている状態でいかにパフォーマンスを上げられるか”ということが重要視されてるのかなって。そういう練習をやり続けていくと、体が慣れてくる。そう考えると理にかなってるんですね」と練習法の違いを分析。

「基本の受け身にしても、しっかり取れるかどうかで自分が反撃に転じれるかどうかというのがあるので。柔道では受け身を取って背中が着いたら負けてしまうので受け身を取らないようにするんですけど、プロレスラーが受け身を取るのは、うまく受け身を取って衝撃を逃がす。それは自分が攻めに転じるためでもあるんです。プロレスは投げられても、それで試合は終わらないので」と同じ技術でも考えの違いを説明した。

そして迎えた1・4東京ドームでのデビュー戦。「緊張はしましたけど、これまでたくさんの大舞台を経験してきたので、意外とリラックスしながら試合できました。終わった時には楽しかったなと思いましたけど、試合中は楽しいと思う余裕はなかったですね。しっかり周りを見ながらも、緊張感を持ちながらも……という感じで」と振り返った。

柔道と異なり、プロレスの場合は一瞬で試合が終わることは珍しい。相手にダメージを重ねていくなど、技のつなぎや試合運びの難しさを感じているという。

「技と技のつなぎがうまくいかないと、それだけ相手に回復する時間を与えてしまうことになってしまうし、いかに技をつなげで自分のフィニッシュに持っていくかという部分では、柔道の時も考えてましたけど、プロレスではもっと考えるようになりましたね。相手の技の流れを読んで、得意の流れのルーティンに持っていかれないように考えたりして。逆に得意技を最後に仕掛ける前にアピールする選手もいるんで。そこにスキが生まれることもありますね」

最後の翌日に迫った6・14大阪城ホールでの一戦の話題に。挑戦する成田蓮の印象は「すげえ悪いヤツ」。「宣材写真で凶器持ってるってヤバくないですか?」と笑いを誘いながらも、「もともと自分が持ってたベルトを2月の大阪で奪われてしまって。それも介入あり凶器ありの試合で2分8秒で敗れてしまって。やっとやり返すチャンスまでたどり着くことができたんで、しっかりベルトを取り返して、夏(G1クライマックス)にいい形でつなげたいと思ってます」とベルト奪回を誓った。

テレビ朝日系での全国ネット放映(大会当日14日22時15分から)が伝えられると、「テレビで見るのと会場で見るのとではまた違うんで。会場では臨場感がありますし、テレビでは解説がありますんで。だから会場に行って試合を見て、家に帰って解説付きで見るとダブルの楽しみ方ができるんで。応援は力になります。コールはメチャクチャ聞こえますし、それで自分が思ってないような力が出ることもあるんで。たくさんの人に会場で見てもらいたい気持ちは強いですね」と、最後は前日の棚橋弘至社長と同じくライブ観戦を勧めた。

橋爪哲也

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