神奈川県・川崎を拠点に地域密着から世界に広がる独自の活動を続け、8月11日に年間最大マッチとなる東急ドレッセとどろきアリーナ大会を控えるHEAT-UP。ビッグマッチを控える中で、現HEAT-UPユニバーサル王者の若きエース・秦野友貴、代表のTAMURA☆GENE☆、TAMURAとのシングルを控える今井礼夢が意気込みを語った。(聞き手・戸井猛道)
――今年も年間最大マッチのとどろきアリーナ大会が近づいてきました。
TAMURA 最近は地域の祭りやイベントに呼んでもらう機会も非常に増えて、HEAT-UPが川崎に根付いてきたなということを感じています。今年は藤波辰爾さんたちと一緒に初めてネパールにも行かせていただいたんですけど、満員でお客さんのノリもすごくよくて。今後ネパールでのプロレスが広がっていくんじゃないかと感じましたね。ポルトガルのベルトは落としてしまったんですが、街を歩いてても声をかけられたりして。日本よりポルトガルでの方が有名かもしれない(笑)。
秦野 自分はとどろきのメインをやらせていただくのが3回目で。一昨年はTAMURAさんのベルトに挑んで取れなくて、去年は定アキラさんからベルトを取って。今年はそのベルトの防衛戦をするということで、この3年で確実にレベルは自分の中で上がってる気はしてますね。
礼夢 (筆談にて)正直、とても緊張しています。昨年は初めてデスマッチを経験したんですが、今年はセミファイナルでTAMURAさんとのシングルマッチが決まっているので。緊張もありますが、それ以上にとても楽しみです。
――ではまず、セミのTAMURAさんと礼夢さんのシングルから伺わせていただきます。
礼夢 後輩に先を越されて悔しい思いをした時期もあったんですけど、今年デビュー6年で初めてベルトを取ることができて(ユニバーサルタッグ王座。パートナーは斎藤拓海)、自分の成長が確認できたので。デビューから6年経って、デビュー戦の相手でもあるTAMURAさんに自分の力をぶつけたいという思いが強くなり、自分から対戦を希望しました。
TAMURA 最近の礼夢は、試合を見てても自信をつけてきたなと。その中で僕が前から言ってたのは、所属同士の試合が一番盛り上がらないと、HEAT-UPが成長していけないという話をしていたので。もちろん彼も勢いに乗ってるところでオイシイ相手だと思ってるし、HEAT-UP同士でスゴい試合を見せて海外にもアピールしていきたいと思います。
礼夢 勝つ自信は…あります! 最後まであきらめずに闘い抜いてTAMURAさんに勝って、自分が世代交代の先頭に立つことを証明したいと思います。
TAMURA 自分は今年でキャリア23年、年齢も46になって、礼夢は今21歳でバリバリこれから。体力面とかで負けるときもあるんですけど、全力でぶつかってこいって感じですね。
――メインは秦野さんが世界のマーティー・スカルを迎え撃つ、ユニバーサル王座戦です。
秦野 名島アリ、小藤将太、ボンバー奥野さん、今井礼夢さん、新井健一郎、ハジメさん、大谷譲二さんとちょうど1年で7回防衛してきて、8回目の防衛戦ですね。今までは本来まだタイトルマッチをやるようなキャリアじゃない若手とあえてやることで、自分も相手も成長していきたいと思ったんですけど、アラケンさんとか譲二さんとか上の世代も出てきて。それによって引き上げられる部分もあるので、若手を盛り上げるという軸はブレずに、選択肢が増えた感じですね。
――これまでの防衛戦の中でも、過去最強の相手となるでしょうね。
秦野 学生プロレスをやってた頃に、「大マーティー・スカルブーム」というか、みんなが指を折ったり(スカルの得意技)してたので。HEAT-UPに上がるってなって、会ったときにやっぱり華というかオーラがあったし、鈴木みのるさんと闘ってたときも普段の自分のまま存在感を放ってて。最近は直近で試合がある度に「今のオレならいけるんじゃないか?」ってときもあれば、「これじゃマーティー・スカルには到底及ばないな…」って思ったり、波がある感じですね。「絶対勝てる」と言える相手じゃなさすぎるというか。
TAMURA マーティーを呼んだのは僕なんですけど、僕らHEAT-UPが目指しているのは世界なので、そこで世界トップクラスというものを経験してほしいなっていう狙いがあって。日本のスタイルはどの国でも通用すると思うんですけど、マーティーは表現力とリングに向かう姿勢のレベルが飛び抜けてると感じてて。僕らもそこまでいきたいし、それを秦野にも感じてもらいたい。だから僕は今回マーティーの方につきます(笑)。
秦野 まあ、代表は別にマーティー側というか、反秦野側の人間だと思っておりますので。試合中の介入とかはやめてほしいですけど、それだけですね(笑)。
最後に、所属選手たちがファンへのメッセージ。
ミヤーオ宮本 ビッグマッチの第1試合を任されたので。若い世代の選手たちが多いので、道場三銃士(宮本&井上彪流&元島仙多郎)で思いっきり盛り上げていこうと思います!
助川蓮 デビューして3年目、年間最大のビッグマッチなのですごく気合いも入ってます。最近は「ラスプーチンムーブ」というロープを使ったルチャの動きを練習してるので、それも出せたらいいなと思ってます!
三輪マーロン翔太 私は水になります。押忍!
裕希斗 7月の新百合ヶ丘でのホワイト森山さんとの試合で足を負傷しまして、今回は欠場になってしまったんですけど、選手としてではなく違う立場で大会を盛り上げて、1人でも多くの方がきてよかったと思えるような興行にしたいと思います。9月頃には戻ってきます!
ハジメ 自分は地域対抗戦に出場しますけど、これに勝ったらもう「47都道府県」を一気にリングにあげてほしいなって! 僕が今回全員倒しますので、次は47都道府県マッチをやりましょう!
礼夢 いつもたくさんの応援、本当にありがとうございます。とどろきアリーナでは今の自分のすべてをぶつけて最高の試合をお見せします。ぜひ会場で応援して下さい!
秦野 とどろきアリーナはHEAT-UPが1年間関わってきたみんなが出て、みんなで作り上げる大会。自分はメインイベンターですけど、その気持ちを汲み取りながら、一番のHEAT-UP愛を持って締めくくれる大会にして、初めて見た人たちに今後も絶対に追いかけたいと思わせる大会にしたいですね。
TAMURA HEAT-UPの選手たちの強みは、全員が練習にくること。そして地域の方々からもたくさん応援していただけるようになってきています。このHEAT-UPをどんどん世界に広げるためにも、まずはとどろきで目標の1000人を達成したいと思うので、ぜひ8月11日はとどろきアリーナにお越し下さい!