いよいよ令和最初の本場所が開幕。横綱白鵬が休場したが、各力士は記念すべき場所で活躍しようと気合が入っている。今場所の新入幕力士は志摩ノ海と炎鵬の2人。志摩ノ海は矢後を押し切れず叩き込まれたが、炎鵬は見事な相撲で館内を沸かせてくれた。
※写真上=徳勝龍を寄り切り、幕内初勝利を挙げた炎鵬
写真:月刊相撲
身長167センチ、体重99キロと幕内で最も小さな体で、185キロの德勝龍と対戦。呼吸が合わず2度目の立ち合いから、炎鵬は中に入れさせまいと突っ張る德勝龍の攻めをかいくぐって腰に食いつくと、そのまま前に出て大きな相手を寄り切った。
「待ったがあったので、肩の力が抜けました。歓声は十両の倍ぐらいあって、気持ちが奮い立ちました。逃げずに真っ向からいこうと思っていたので、相手の攻めをこらえられたのがよかったです」と笑顔を見せる。
体も小さく幕内の土俵ではケガが心配という声も多い。本人も「大負けするかもしれない」と場所前は不安もあったが、「逃げないように立ち向かっていきたいです。勝敗は気にせず、自分が満足できる相撲が取れればいいなと思います」と気持ちも前向きになった。
「新入幕の初日が母の日。母が見に来ていたので、勝ちたかったんです。ずっと苦労をかけてきましたからね」。取材を終えて外に出ると母の中村由美子さんが待っていた。この日もらった懸賞金を渡し、母は大感激。
舞の海以来となる小兵のスター力士となれるか。小よく大を制す相撲の醍醐味を見せ続けたい。
文=山口亜土
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