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2026-08-25

【フラッグフットボール】日本は男子6位、女子10位でロス五輪出場権獲得は持ち越し

2026フラッグフットボール世界選手権 準々決勝【米国vs日本】米国のパスカバーを振り切ってパスをキャッチする日本WR奥村倖大=Getty Images

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2028年ロサンゼルス夏季五輪の出場権をかけた、2026年フラッグフットボール世界選手権(国際アメリカンフットボール連盟=IFAF主催)は、8月中旬にドイツ・デュッセルドルフで開催され、日本は男子が6位、女子が10位となった。日本は男女ともに、今大会での出場権獲得はならなかった。【写真はすべてGetty Images】

ロス五輪の出場国は男女ともに6枠。今大会では、米国(開催国)を除いた上位2カ国の出場が決まることになっていた。米国が男女とも決勝に進んだため、男子は2位イタリア、3位カナダの出場が決まった。女子は1位カナダ、3位メキシコが出場権を獲得した。米国は男子が1位、女子が2位となった。

残りの男女各3枠は、2027年の各大陸選手権上位2カ国が最終予選に進出。2028年6月の最終予選で決定する。

大会前の日本の世界ランキングは男子が7位、女子が5位。男女各16チームが参加し、4チームずつ4グループに分かれて戦った。

グループBの男子は、初戦でナイジェリアに不戦勝。第2戦でカナダを撃破し、第3戦は世界ランク2位のオーストリアにアップセットした。

しかし、決勝トーナメントでは、準々決勝で世界ランク1位の米国と対戦。6連覇を目指す最強の米国に38-45(前半 30-23)で、惜敗した。

日本は前半 WR松尾良知(FFFC 川崎フロンティアーズ)のパスを効果的に使い、WR奥村倖大(立命館大学)とC内田大喜(エレコム神戸ファイニーズ)がともに 2TD(タッチダウン)パスレシーブと活躍し、30-23とリードして後半へ折り返した。しかし、力のある米国に逆転を許し、今大会での五輪出場決定はならなかった。

一方、世界ランクでは男子より上位だった女子の日本代表は、グループDの初戦でブラジルに快勝したが、パナマとカナダに敗れて決勝トーナメントに進めず。順位決定戦では、イタリアを破ったものの、強化が進む中国に敗れて、10位と不本意な結果に終わった。

大躍進アメリカンサモアに、あのタゴバイロア弟
【2026フラッグフットボール世界選手権】 初出場ながら、米国や日本を破る快進撃を見せたアメリカンサモアのQBトゥリア・タゴバイロア=Getty Images


日本が準々決勝で最強・米国と対戦することになったのは、米国がグループAで初出場のアメリカンサモアに、まさかの敗戦を喫して2位となったため。米国男子の敗戦は、公式国際大会では14年ぶりだった。そのアメリカンサモアは、5位決定戦でも日本を破り5位となった。

サモア大躍進の原動力となったのは、QBトゥリア・タゴバイロア。NFLファルコンズのQBトゥア・タゴバイロアの弟で、アラバマ大を経て、メリーランド大でエースQBとして活躍し、46試合でパス通算11356ヤード、77TDを積み重ねた実力を持つ。

2024年のNFLドラフトでは指名がなく、CFLや欧州プロリーグなどを経て、今回サモア代表のQBとなっていた。タゴバイロアは、米国戦ではパス29/36、213ヤード、5TDで、最強国のディフェンスを切り裂いた。

2028年の五輪本番には、チーフスのパトリック・マホームズ、イーグルスのジェイレン・ハーツらNFLのトップQBが出場に意欲を見せていると言われる。強豪大で実績を積んだとはいえ、所詮はカレッジレベルで、NFLへ進めなかったタゴバイロア弟でもこれだけの成果を残した。2年後の五輪や、その前の最終予選はどこまで競技水準が上がるのか。楽しみでもあり、恐ろしくもある。

■日本男子の戦績
・グループBリーグ戦
○<不戦勝>ナイジェリア
○<37-28>カナダ
○<43-42>オーストリア

・準々決勝
●<38-45米国>
・5~8位決定戦
○<42-38>パナマ
・5位決定戦
●<38-48>アメリカンサモア



■日本女子の戦績
・グループDリーグ戦
○<32-0>ブラジル
●<13-37>パナマ
●<20-34>カナダ

・9-12位決定戦
○<41-24>イタリア
・9位決定戦
●<14-27>中国

【小座野容斉】

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