※写真上=白鵬に寄り詰められ土俵際で逆転を見せた錦木だが、物言いがつき取り直しに
写真:月刊相撲
自己最高位の東2枚目で初場所に臨んだ錦木。前日は稀勢の里の引退で不戦勝だったが、豪栄道、栃ノ心の2大関、横綱鶴竜を破って、4連勝と波に乗っている。
5日目は横綱白鵬に初めて挑戦。白鵬も相当警戒しているのか、立ち合い勝負と突っかけるも、錦木の手つき不十分で待った。2度目は先に錦木が手をついたが、白鵬が立てずに待った。3度目でようやく立ち上がった。
白鵬は左を肩まで差し込み寄り立てるが、腰の重い錦木はなかなか下がらない。それならばと下からあおって、ガブリ気味に寄り土俵際に追い詰める。しかし、錦木もあきらめず、右から小手に振れば、白鵬が落ちるのとほぼ同時に土俵を飛び出した。
今場所から昇格した式守伊之助は迷いながらも錦木に軍配。すぐに物言いがつき協議となった。白鵬が落ちたときには、錦木は完全に体が飛び出していたので、白鵬に分があるように見えたが、結果は取り直しに。
2回目は錦木が右を差して前に出たが、土俵際で白鵬に左上手を取られて振られると、先に土俵を割った。
肩で息をしながら支度部屋に戻った錦木は、「最初の相撲は負けたと思いました。2回目は攻め込んでいたので、自分としてはよかったと思う」と笑顔で語り、自信になった様子。八角理事長(元横綱北勝海)も「よく粘った。いい相撲だった」と評価した。
白鵬は5連勝も、2日目からは苦戦続き。衰えは隠せないが、負けないのはさすがと言うよりほかない。
文=山口亜土
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