アメリカンフットボールの世界最高峰・NFL、Week2のマンデーナイトゲームは、ロサンゼルス・ラムズがニューヨーク・ジャイアンツに完勝した。オーストラリア・メルボルンでの開幕戦で不調だったオフェンス・ディフェンスが共に本拠地で復調し、今季初勝利となった。
ロサンゼルス・ラムズ ○28-6● ニューヨーク・ジャイアンツNFL Week2 2026年9月21日@SoFiスタジアム(カリフォルニア州イングルウッド)
■得点経過第1Q 残り0:11 ラムズQBスタフォード → WRアダムス 31ヤードTDパス(キック成功)=8プレー80ヤード、5分24秒=【ラムズ 7-0 ジャイアンツ】第2Q残り11:07 ラムズQBスタフォード → RBウィリアムズ10ヤードTD(キック成功)=6プレー78ヤード、3分28秒=【ラムズ 14-0 ジャイアンツ】残り0:25 ジャイアンツKズバダが24ヤードFG成功=4プレー5ヤード、2分41秒=【ラムズ 14-3 ジャイアンツ】第3Q残り6:21 ラムズQBスタフォード → WRアダムス11ヤードTDパス(キック成功)=7プレー86ヤード、3分35秒=【ラムズ 21-3 ジャイアンツ】残り3:49 ジャイアンツKズバダが52ヤードFG成功=7プレー18ヤード、2分32秒=【ラムズ 21-6 ジャイアンツ】第4Q残り8:57 ラムズQBスタフォード → TEファーガソン5ヤードTDパス(キック成功)=9プレー64ヤード、5分36秒=ラムズ【ラムズ 28-6 ジャイアンツ】ナクア欠場でも問題ない WRアダムスが195ヤード2TD ラムズは本拠地SoFiスタジアムに戻って本来の調子を取り戻した。ジャイアンツを相手に力の差を見せつけた。開幕戦で精彩を欠いたQBマシュー・スタッフォードは見違えるような復活を遂げ、パス327ヤード、4TD(タッチダウン)を記録した。

エースWRプカ・ナクアを欠く中でも、WRデヴァンテ・アダムスが8キャッチ195ヤード2TDと圧巻の活躍を見せ、攻撃をけん引した。さらにカイレン・ウィリアムズとブレイク・コラムのRBコンビが合計164ラッシングヤードを積み上げ、ラムズオフェンスはトータル481ヤードを記録した。ターンオーバーはあったものの、試合は終始ラムズ優勢だった。

特にアダムズの活躍は際立った。ナクア不在で守備の警戒を一身に受けながらも、ビッグプレーを連発。11ヤードのTDは通算95本目の20ヤード以下のTDレシーブとなり、アントニオ・ゲイツ(元チャージャーズTE)に並ぶNFL歴代2位タイとなった。これを上回るのは(元49ersWR)ジェリー・ライスの112回だけという。
スタフォードも通算TDパスは427本となり、フィリップ・リバース(元チャージャーズなど、425TD)を抜いて、歴代6位に浮上した。
復帰戦のDTドナルド、存在感は別格ディフェンスではアーロン・ドナルドの復帰が大きな話題となった。約3年ぶりの実戦となったドナルドはスタッツこそ派手ではなかったが、フィールドでの存在感は別格だった。ドナルドは、2023年シーズン以来の出場となったこの試合で、32スナップに出場し、QBへのプレッシャーを計1回、タックル3回、ランストップ1回を記録した。

ジャイアンツのQB陣はラムズDL陣から常に圧力を受け続け、攻撃のリズムを作れなかった。また、新加入CBトレント・マクダフィーも優れたパスカバレッジを披露、インターセプトと4度のパスディフェンスを記録した。
ジャイアンツQBダートは序盤で負傷退場一方のジャイアンツは試練の一夜となった。先発QBジャクソン・ダートが試合開始直後に左膝を負傷して退場。代役のジェイミース・ウィンストンもラムズ守備陣の激しいプレッシャーに苦しみ、攻撃は機能不全に陥った。ランゲームも低調で、チーム全体でわずか52ヤードに抑え込まれた。加えて、マリク・ネイバーズが肩を痛めながらも復帰した一方、アンドリュー・トーマスやブライアン・バーンズも負傷するなど、戦力面でも大きな痛手を負った。

ジャイアンツの数少ない光明は1巡指名ルーキーのOLフランシス・マウイゴア。NFLのネクストジェネレーションスタッツによると、マウイゴアRGはとして、アーロン・ドナルドと11回対戦し、QBへのプレッシャーをゼロに抑えたという。