close

2018-11-18

相撲編集部が選ぶ 九州場所8日目の一番

※写真上=体重差約60キロの大翔鵬の片足を抱え、一気に前に出る照強
写真:月刊相撲

照強(足取り)大翔鵬

 十両の優勝争いは7日目を終えて、照強、炎鵬、翔猿のちびっ子3人が1敗でトップグループを形成。8日目は炎鵬と翔猿が直接対決し、炎鵬が1敗を守り7勝目を挙げた。

 その後に登場した照強は大翔鵬と対戦。立ち合いで猫だましの奇襲を見せると低く飛び込み、一瞬動きが止まった相手の左足を抱えて一気に前へ。考えた相撲で1敗を守った。

「立ち合いで手を(相手の目の前に)出すことはよくやったけど、音がしたほうが驚くんじゃないかと思った」と照強。

「どうやって勝つか、神経を削っている。小さいからやらないといけないことがたくさんある」

 1敗の2人はともに身長170センチに満たない小兵。特に炎鵬は体重も100キロ未満。連日、考え抜いた相撲で白星を重ね、十両の優勝争いを盛り上げている。

文=山口亜土

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事