8月17~19日の3日間、京都アクアリーナにて行なわれる全国中学校大会の競泳競技。昨年はジュニアパンパシフィック選手権の遠征と重なり、トップ中学生の欠場があったが、今年はトップ選手が勢ぞろいしての正真正銘、『中学ナンバーワン』を決める大会となりそうだ。
今年3月に行なわれた全国JO杯春季の13~14歳区分100mバタフライの表彰台に上がった木津喜、大嶋、三井(写真左から)。全国中学でも、高い記録レベルのレースを期待したい(写真◎菅原 淳)
スイミングマガジンの最新号(8月10日発売の9月号)では、全国中学の注目選手を中心に大会展望を展開。さらには、7月29日までの大会を入れ込んだ中学生ランキング20傑も掲載。全国中学の地区予選となる都道府県の中学生大会をほぼ網羅しており、大会前には必見のランキングとなっている。
本誌の大会展望では、4月の日本選手権、5月のジャパンオープンで活躍したトップ中学生を中心に紹介しているが、大会直前のここWebスイマガでは、6月以降の大会で好記録をマークしている選手を中心に紹介する。
トップジュニアの誰もが目標としている通称・ナショこと、ナショナル標準記録。これは、日本水泳連盟が設定している各学年、種目ごとに設けられた標準記録のことだが、この標準記録突破者を対象に、12月に中学生と高校生が一堂に会して行なわれる合宿が実施され、これがジュニアスイマーの大きな目標となっている。
ジャパンオープンまでには突破できなかったが、それ以降、記録を伸ばし、このナショナル標準を切ってかつ、ランキングでもトップになっている選手が以下の6名だ。
男子では、春の全国JO杯13~14歳区分で優勝している50m自由形の重藤流世(大阪・竹見台3年)、7月下旬の地元の中学大会で大幅に記録を伸ばしてきた100mバタフライの新開誠也(鹿児島・川内南3年)、200m平泳ぎの髙橋功(南大分2年)、200m個人メドレーの上田滉貴(富山北部3年)、そして女子では50m自由形の鈴木月渚(静岡・愛鷹2年)、100mバタフライの大嶋千桜(熊本・千丁2年)だ。
大嶋は春の全国JO杯春季の同種目13~14歳区分で優勝。このレースの2位は木津喜一花(東京・女子聖学院3年)、3位が三井愛梨(神奈川・あざみ野3年)で、三井は前年優勝者でもあり、注目レースのひとつとなりそうだ。
前述のナショナル標準記録は、日水連が指定した全国大会と国際大会で切らなければ認められないため、都道府県大会での記録突破は本番へのシミュレーションといったところ。したがって、ナショナル標準の突破という点では、この全国中学が勝負の場となる。
勝負に徹する選手もいれば、ナショナル標準をはじめ目標としている記録も視野に臨む選手もいる。誰が勝つのか、どんな好記録が生まれるのか――。中学生の熱き泳ぎに期待したい。
文◎桜間晶子(スイミング・マガジン)
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