3月12日、東京五輪開幕の500日前の節目を記念して、イベントが開催された。
※写真上=500日前イベントは地元の小学生が参加。ピクトグラムも発表された。
選手村の建設地であるHARUMI FLAG 開発エリアで行なわれた第1部では、オリンピックの実施競技を表示した50種類に及ぶピクトグラム(絵文字)が発表された。
このピクトグラムは前回の1964年東京五輪時のデザインを継承しながら、2020年バージョンに作成されたもの。新種目4競技(スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、空手)も含め、前回大会の20種類から2.5倍増と、オリンピック競技が56年間にスケールアップしたことを指し示す数字である。
第2部、月島第三小学校にて行なわれた「英語で選手村を学ぼう」では、小学生たちがグループごとに分かれ、自分たちのアイディアを反映した選手村を画用紙に描写し、プレゼンテーションで披露するなど、オリンピックをより身近に感じるものとなった。
このイベントには、競泳界からは4大会連続でオリンピック出場の松田丈志氏と、2008年北京、2012年ロンドン大会に出場し現在は大会組織委員会の広報を務める伊藤華英氏も出席。小学生たちとのイベントを通して、PRを行なった。
以下、松田、伊藤両氏の選手村の思い出についてのコメントです。
「オリンピックには4回行かせていただきましたが、多様性がすごくて、いろいろな国の人がいます。肌の色もいろいろだし、身長も、小さくてがっしりした人もいれば2mくらいのひょろっと背が高い人もいます。人間の身体は、スポーツをやることでいろいろな体型に変えていけるんだなと実感しました。オリンピックの選手村は人間の標本みたいな感じで本当に色々な人がいるので、500日後はこのあたりでもいろいろな人が見れると思います」
「自分が出たオリンピックの選手村を思い出す機会になりましたし、ここの選手村にどんな選手が来るのか、とっても楽しみになりました。私も、先生が教えてくれた3つの要素(食べる、寝る、リラックス)も入った選手村で過ごして競技に出ていきました。みなさんも身近なものとして楽しみにしてもらいたいなと思います。オリンピック・パラリンピックは選手だけでなく、国民全員のものだと思いますので、ぜひ、みんなで自分にとってどんな大会になるかなと想像してみてください」
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