※女子200m個人メドレーで大会新記録で優勝した今井月。400mフリーリレーでは豊川のアンカーとして2連覇にも貢献
写真◎榎本郁也/スイミング・マガジン
全国の高校生スイマーの頂点を決めるインターハイが、名古屋市・日本ガイシアリーナで開幕、男女の個人3種目と400mフリーリレーで熱戦が繰り広げられた。
地元・愛知の大声援を受け、女子200m個人メドレーに登場した今井月(豊川3年)は、2分11秒00の大会新記録を樹立してこの種目では初優勝。2位に入った小嶋美紅(大阪・近畿大附3年)との競り合いを制した。「最後はすごくキツかったんですけど、たくさんの方に応援していただいていたので、少しでも恩返しができればと思いました」とほっとした表情。400mフリーリレーではアンカーを務め、神奈川・日大藤沢にラスト50mで逆転、豊川の2連覇に貢献する大活躍だった。場内インタビューでは「みんなで練習を頑張ってきたので、めっちゃうれしいです」と声を詰まらせ、涙をこぼしながら喜びを語っていた。
男子200m個人メドレーでは松本周也(静岡・伊東3年)が圧巻の泳ぎを披露。2位の井狩裕貴(大阪・近畿大附3年)の猛追を振り切って2分0秒79でフィニッシュ、日本水泳連盟が定めるジュニアエリートA標準を突破する素晴らしい泳ぎを見せた。
※男子200m個人メドレーで優勝した松本周也。100mを55秒89でターン、他を圧倒する泳ぎを見せた
写真◎榎本郁也/スイミング・マガジン
男子400m自由形は優勝候補の一人だった菖池竜輝(兵庫・報徳学園3年)が予選で姿を消すという波乱もあったが、もう一人の優勝候補・吉田啓祐(東京・日大豊山3年)が連覇を果たした。「調子はあまり良くなかった」と3分53秒65と自己ベストにはおよばなかったが、4月の日本選手権で3位に入った実力を示した。吉田は男子400mフリーリレーに第4泳者として出場、日大豊山の優勝の立役者ともなった。
男子200m平泳ぎも激戦に。勝負を制したのが予選を2位通過した林太陽(埼玉・武南2年)。自己ベストを0秒36更新する2秒11秒28をマークして初の栄冠に輝いた。自己ベスト更新は昨年2位となったインターハイ以来。「この1年は、昨年2位の悔しさを晴らしたいと思って頑張ってきました。自己ベストが出ると思っていなかったのですごくうれしいです」と笑顔で語っていた。
天気予報では最高気温35度の予想が出ていた名古屋市だが、日本ガイシアリーナ付近は風があり、比較的過ごしやすい1日となり、絶好のレース&観戦日和に。初日は高校新こそ誕生しなかったが、接戦の連続でたいへんな盛り上がりとなった。さて、明日はどんなレースが展開されるか? 選手たちの力泳に期待!
文◎佐藤温夏(ライター)/スイミング・マガジン
男子200m平泳ぎ表彰。写真中央が優勝した林太陽(埼玉・武南2年)。左が2位の谷口卓(東京・日大豊山2年)、右が3位の白石崇大(広島・市立沼田3年)
写真◎榎本郁也/スイミング・マガジン
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