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2017-09-28

マスターズ ウーマンズ・アクア・フェスティバル2017 装い新たに21年目の進化

今年から大会名称も変更し、新装となったウーマンズ・アクア・フェスティバル
写真:福地和男/スイミング・マガジン

 昨年、20回目を迎えたウーマンズ・スイム・フェスティバルが、今年から名称を「ウーマンズ・アクア・フェスティバル」に変え、9月23、24日の2日間、横浜国際プールで開催された。

 全国から集まった2500名近い女性スイマーたちが、各種レースはもちろんのこと、スタート実践教室、マスターズ水泳教室、ファミリーリレー、5分間チャレンジレースなど、多彩なイベントに参加。また、リオ五輪出場のトップ選手によるデモンストレーションスイム(藤森太将、清水咲子:共に個人メドレー)やトークショー、ピラティス、カキラ(大阪生まれのエクササイズ)なども行われた。

トークショーのゲストは、リオ五輪代表の藤森太将(右)と清水咲子(中)。司会は伊藤華英さん(左)が務めた
写真:福地和男/スイミング・マガジン

 特に第21回目の今大会では、①新たなシンボルマーク ②25m種目を新設 ③ファミリーリレーにお父さん、おじいさんらも参加可能…など、新たな取り組みも見られた。

 具体的に、シンボルマークは色の異なる4片の花びらが描かれ、「ブルー=アクア、イエロー=輝き、オレンジ=仲間、ピンク=ファミリー」を表現している。新たな取り組みには、いくつかの思いが込められており、「この大会に参加する女性スイマーたちの輝くような笑顔を、家族とともにシェアし、家族ごと巻き込んでいきたい」「25mしか泳げない人でも、25mで記録を狙う人も、誰もが一緒に楽しめる大会にしたい」…といった、より多くの人が楽しめる場を目指している。

 レースにレッスンに、女性スイマーたちは大忙し。それでも、2日間充実の時間を得られた様子で、参加者たちからは満足した表情がうかがえた。

文/八木陽子

新たな取り組みが随所に散りばめられていた今大会。来年以降もますます盛り上がっていくだろう
写真:福地和男/スイミング・マガジン

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