箱根駅伝のチームエントリーから大学別に展望する最後のチームは、前回10位で今季の出雲駅伝を制した東海大だ。スピードでは他の大学を圧倒しており、初優勝への好機を迎えている。
東海大エントリー選手一覧
氏名(学年) 10000m ハーフ
春日 千速4 29:05.39 1:02:41
川端 千都4 28:32.94 1:02:23
國行 麗生4 28:43.71 1:02:39
三上 嵩斗3 28:32.24 1:04:51
湊谷 春紀3 28:41.77 1:02:54
湯澤 舜3 29:13.44 1:03:12
鬼塚 翔太2 28:17.52 1:02:03
郡司 陽大2 29:05.28 1:03:23
阪口 竜平2 13:41.09★ ――
關 颯人2 28:23.37 1:03:12
髙田凜太郎2 28:57.91 1:03:03
館澤 亨次2 13:48.89★ 1:03:14
中島 怜利2 29:15.38 1:03:34
西川雄一朗2 29:18.91 1:03:16
松尾淳之介2 28:50.94 1:02:17
西田 壮志1 29:36.35 1:04:01
平均 28:53.94 1:03:07
(タイムは箱根駅伝チームエントリーの際に記載された10000m、ハーフマラソンの自己ベスト、★印が付いているものは5000m、20㎞のもの。平均は★の記録を除く)
黄金世代と呼ばれる学年が2年生となり、早くもチームの中心へと成長した。出雲駅伝では6区間中5区間を2年生が走り、青山学院大を抑えて優勝した。全日本大学駅伝では最終8区で神奈川大に逆転されたものの2位。エントリー選手の10000mの自己ベスト平均は唯一の28分台で、ハーフマラソンの自己ベスト平均も青山学院大を上回りトップ。数字から見れば間違いなく総合優勝へ一番近い位置にいる。
エントリーされた選手の学年を見ると黄金世代の2年生が9人とチームの半数以上を占めている。東海大時代の到来前夜といったところだろうか。
ただ、今回は2年生だけのチームではない。3、4年生に頼れる先輩がおり、それにより2年生がのびのびと走れる状況となっている。その代表が川端千都だ。1年時には2区を任され、これまでもチームの中心として走ってきた。11月には2年7カ月ぶりに10000mの自己ベストを更新。今回は3年ぶりの2区もありそうだ。
2年生で今季、評価が急上昇しているのが阪口竜平だ。出雲では1区に起用され、見事な区間賞で優勝への流れを作った。20kmやハーフでの実績はないが、11月19日のオランダ・ナイメーヘンで行われたセブンヒルズ15kmでは43分36秒で走っており、距離への対応力も証明。箱根でも1区で流れを作る役割を担いそうだ。
ただ、それでも神奈川大や留学生がいるチームからは2区までで出遅れることも想定しており、両角速監督は「スタートダッシュを試みることができないので、3区からどれだけ仕切り直しができるか」と、3、4区に力のある選手を配置する見込みだ。關颯人、鬼塚翔太、館澤亨次、松尾淳之介と実力のある2年生がまだまだ控えている。
山上り5区は、前回は館澤が務めたが、今回は主将の春日千速か、1年生の西田壮志が候補に挙がっている。復路スタートの山下り6区は前回区間8位だった中島怜利が今回も走りそうだ。
復路には、ここまでに挙げた選手のほかに、國行麗生、湊谷春紀といった上級生も控えており、死角は見当たらない。
足りないと言われていた経験も、今季はしっかりと積み上げてきた。ベストメンバーをそろえることができれば、初優勝が見えてくる。
2年生中心のチームにおいて、川端ら上級生がチームをしっかりと支えている(写真/JMPA)
出雲1区で区間賞を獲得した阪口。箱根でも1区で起用か(写真/宮原和也)
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