
8月20日~22日、熊本・えがお健康スタジアムにて、第44回全日本中学選手権大会が開催された。
今大会では、女子200mのハッサン・ナワール(松戸五中・千葉)、女子砲丸投の奥山琴未(上道中・岡山)、2人のルーキーが中1歴代最高記録を樹立。
ここでは、女子200mで史上初の1年生優勝を飾ったスプリンターをフォーカスした。
大会初日の女子200mに出場したハッサン・ナワール(松戸五中1年・千葉)が鮮烈な全国デビューを飾った。予選12組を25秒50(-0.4)の好タイムで1位通過すると、午後の準決勝1組で24秒59(±0.0)の中1歴代最高をマークし、3組中のトップで決勝に進出した。
翌日の決勝では、滝田静海(足立十三中3年・東京)、前回入賞の尾﨑星(鳥取西中3年)、吉田明香里(河原中3年)の鳥取勢を制し、25秒18(-2.3)で1年生優勝を飾った。44回を数える大会で、この種目における1年生優勝は初(2年生優勝も4人のみ)。さらに最終日の100m決勝では、12秒29(-0.5)で2位入賞を果たし、大会前の千葉県通信大会で記録した中1歴代2位となる12秒16(+1.0)に迫った。
ガーナ出身の両親のもと、日本で生まれ育ち、部活とクラブチームのみちるACで練習の日々を送る。まだ荒削りな部分はあるものの、天性のバネを生かした後半の伸びは驚異的だった。
「走ることが好き、陸上が大好きだから、この結果はうれしい」
全日中史に新たな1ページを刻んだ、あどけないスプリンターは、はにかんだような笑顔を振りまいた。
女子砲丸投では、奥山琴未(上道中1年・岡山)が
14m96と自身の中1歴代最高を塗り替え、2位入賞
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