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2020-10-04

【陸上】女子円盤投・齋藤真希が3週間前の悔しさ晴らすU20日本新&優勝

自身のU20日本記録を更新した齋藤 撮影/中野英聡(陸上競技マガジン)

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第104回日本選手権・最終日(10月3日)は11の決勝種目が行われ、女子円盤投では齋藤真希(東女体大2年)が、自身が保持していたU20日本記録を更新する55m41をマーク、2年ぶり2度目の優勝を果たした。

55m超2回は成長の証し
今季中に56m超を狙う

 女子円盤投は齋藤真希(東女体大2年)が4回目に55m41をマーク。自身が今年3月に樹立したU20日本記録の54m19を塗り替えて頂点に立ち、「これまでは3月に出した記録だったので、シーズン中に出すことができてうれしい」と笑顔を見せた(齋藤は早生まれの大学2年生のため、U20有資格者)。この記録は日本歴代5位、学生歴代2位。日本選手権は鶴岡工高(山形)1年時の2016年に4位に入り、高1では67年ぶりの入賞を成し遂げて以来5年連続の出場で、優勝は2年ぶり2度目だ。

 3週間前、今大会と同じ新潟で行われた日本学生選手権(インカレ)では、連続ファウルでまさかの記録なしに終わり、「緊張の方が勝って、投げ急いでしまった」と悔しさを味わった。その後の練習中に右足首を痛め、技術練習はできたものの、ウェイトなどのトレーニングは満足に積めなかったという。今大会にもテーピングを巻いて臨んだが、「円盤を残しながら、最後はしっかり振り切ることができた」と、今度は投げ急ぐごとはなかった。

 中学で円盤投を始めた齋藤は、各年代の最高記録を保持。高校3年時の18年にはU20世界選手権で8位、昨年はアジア選手権で6位、ユニバーシアードにも出場するなど、国際大会の経験を積んできた。


6回のうち2度55m超をマーク。今季中に56m超を目指す
6回のうち2度55m超をマーク。今季中に56m超を目指す 撮影/田中慎一郎(陸上競技マガジン)

 この日は6回目にも55m24を投げ、2回も55mを超えたことに驚きを隠せなかった。次週の関東インカレ、10月25日の北九州カーニバルに出場予定で、「この記録に満足せず、自己ベストを狙いたい。56m以上を」と、今季中のさらなる記録更新を誓った。

文/石井安里

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