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2020-10-17

【デンマークOP2020】奥原、西本がベスト4!女子ダブルス2ペアも準決勝へ!<準々決勝結果>

10月16日にBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)4日目が行なわれた。この日は各種目の準々決勝が実施され、日本代表6選手が登場した。

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3日目結果


女子シングルスの奥原希望(上写真)は、地元デンマーク選手と対戦。世界ランク48位の相手に対し、第1ゲームを16本で制した奥原。第2ゲームも主導権を握ったまま試合を進め、最後は21-12で勝利。危なげなく準決勝進出を決めた。

女子ダブルスは福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那の2ペアがともにベスト4入りを決めた。第1シードの福島/廣田は、イングランドのバーチ/スミスと激突。第1ゲームを福島/廣田が13- 21で落とす展開となったが、第2ゲームを奪い返した後の最終ゲーム、日本ペアが18オールから抜け出して21-19で勝利。底力を発揮した福島/廣田が準決勝に進むと、松本/永原も世界ランク21位のデンマークペアに第1ゲームこそ19本でねばられたが、続く第2ゲームを15本で退けて勝利を飾り準決勝へ。優勝候補の2ペアが、しっかり上位に勝ち進んだ。

第1ゲームを失った福島由紀(左)/廣田彩花だったが、その後はしっかり立て直して逆転勝ち

男子シングルスの西本拳太は、デンマークのベテラン、H・K・ヴィテンフス(デンマーク)と対戦。パワーとねばり強さのある相手に対し、西本は第1ゲームを12本で先制。第2ゲームも7オールから10連続得点で引き離した西本が2-0で勝利をつかみ、ベスト4入りを決めている。

「全体的に昨日の試合よりもいいプレーができた」と振り返った西本拳太

海外勢では、男子シングルスの周天成(台湾/チョウ・ティエンチェン)とスリカンス・キダムビ(インド)のトップランカー同士が激突すると、1時間を超える熱戦を周天成が勝利。試合後、「ずっと集中して戦った。スリカンスにチャンスを与えてしまうと、彼のプレッシャーに押されて、速い展開の試合になってしまうから」と振り返った周天成。一方、敗れたスリカンスは「この試合ではポジティブなことをたくさん得られた」と、トップ選手との勝負を経験して手応えをつかんでいた。また、デンマーク対決となったアンダース・アントンセンとヤン・O・ヨルゲンセンの勝負は、後輩のアントンセンが2-0で勝利。このデンマークOPを最後に第一線を退く決意をしていたヨルゲンセンは、試合後に関係者から花束が贈られた。

ライバルを下して準決勝進出を決めた周天成
「とても感情的な気持ちになって、アリーナに入った時から難しい試合になると思っていた」とヨルゲンセン。デンマークの名選手がまた一人コートを去る

女子シングルスでは、リオ五輪金メダリストのキャロリーナ・マリーン(スペイン)がベイウェン・ツァン(アメリカ)を下して準決勝へ。男子ダブルスではラングリッジ/エリス(イングランド)、イワノフ/ソゾノフ(ロシア)らが準々決勝を突破している。

順当に準決勝進出を決めたキャロリーナ・マリーン

4日目の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(10月16日)

西本拳太②〔21−12、21−12〕0●H・K・ヴィテンフス(デンマーク)45分

▼準決勝(10月17日)

周天成(台湾) − アンダース・アントンセン(デンマーク)

西本拳太 − ラスムス・ゲンケ(デンマーク)

【女子シングルス】

▼準々決勝(10月16日)

奥原希望②〔21−6、21−12〕0●ユリエ・ダワール・ヤコブセン(デンマーク)29分

▼準決勝(10月17日)

奥原希望 – ミシェル・リー(カナダ)

キャロリーナ・マリーン(スペイン)− イボンヌ・リー(ドイツ)

【男子ダブルス】

▼準決勝(10月17日)

イワノフ/ソゾノフ(ロシア) − ラーン/ベンディ(イングランド)

ラングリッジ/エリス(イングランド) − エイプ/ケアー(デンマーク)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(10月16日)

福島由紀/廣田彩花②〔13−21、21−16、21−19〕1●バーチ/スミス(イングランド)63分

松本麻佑/永原和可那②〔21−19、21−15〕0●トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)45分

ストレート勝利を飾った松本麻佑/永原和可那(手前)

▼準決勝(10月17日)

福島由紀/廣田彩花 – ブシュ/シュルツ(デンマーク)

松本麻佑/永原和可那 – G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)

【混合ダブルス】

▼準決勝(10月17日)

C・アドコック/G・アドコック(イングランド) − マイオ/パレルモ(フランス)

ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)− エリス/スミス(イングランド)

文/バドミントン・マガジン編集部

コメント/BWF(世界バドミントン連盟)

写真/BADMINTONPHOTO

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