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2019-01-04

社会人投手の変化球解説 〈東京ガス・臼井 浩のフォーク〉

臼井 浩[東京ガス]

PLOFILE
うすい・いさむ/1994年4月2日生まれ。神奈川県出身。168cm75kg。右投左打。光明学園相模原高-中央学院大-東京ガス。小1から軟式野球を始める。中学時代は神奈川綾瀬シニアで投手や捕手。高校では1年秋からベンチ入りし、2年夏からエース。3年夏は県2回戦敗退。大学では1年春から千葉県大学リーグに登板し、同秋から本格的に先発。2年春に最多勝、奪三振王、ベストナインを受賞。同秋も奪三振王。4年春に抑えとなり、リーグ優勝と全日本大学選手権準優勝に導く。同秋には先発としてMVP、最多勝、奪三振王、ベストナインを受賞してリーグ優勝に貢献。2017年に東京ガスへ入社。前半は抑えを務めて静岡大会MVP。都市対抗でも2試合に登板した。同大会後から先発を務め、日本選手権1回戦で完封勝利を挙げるなど活躍。年間タイトルとして最多勝利投手賞も獲得。18年も2年連続となる都市対抗出場に貢献し、8月のアジア競技大会の日本代表にも選出された。最速147㌔の速球とフォーク、スライダーのコンビネーションは抜群。

※写真上=臼井浩[東京ガス]
写真◎ベースボール・クリニック

フォークの解説

〈握り方のポイント〉
 人さし指と中指を大きく広げて2つの縫い目が広がっていく部分に当て、2本の指に均等に力がかかるように第一関節で球を挟み込む。親指と薬指で球の真横を支える。

〈投げ方のポイント〉
 球を真っすぐたたいて真下に落とす。いかに直球と同じようにたたけるかが重要。 

〈使い方のポイント〉
 決め球でもカウント球でも意識は変わらず、捕手のミットを狙った直球の軌道をイメージして、そこから低めに落とす。

その他の球種

ストレート

スライダー

カーブ

文◎ベースボール・クリニック編集部

(この記事はベースボール・クリニック2018年6月号掲載『球道自在』の内容を再編集したものです)

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