9月12日~15日、学生日本一を決する第88回日本インカレが岐阜メモリアルセンター長良川競技場にて開催された。大会最終日には、女子三段跳で日本歴代2位、男子三段跳、女子ハンマー投でU20日本新記録が生まれた。優勝者を中心に、活躍が著しかった選手、チームのコメントを紹介する。

写真上=女子三段跳を制した河合。日本歴代2位となる13m65の大ジャンプを披露(写真/中野英聡)

女子三段跳 優勝
河合栞奈(大阪成蹊大4年)
13m65(+0.3)=日本歴代2位、学生歴代2位、
大会新優勝は2年ぶりですが、今回は絶対に優勝しようという気持ちで臨みました。本当は13m40くらいを目標にしていましたが、2回目で超えることができ、大会記録までちょっとだったので、3回目で狙おうと。65をマークした3回目は着地したときに50はいったなと思っていました。記録を伸ばせた要因は、今までやってきたことを出せたことだと思います。日本歴代2位まできたので、次は日本新記録(14m02)を更新したいです。

男子三段跳 優勝 
伊藤 陸(近大高専4年)
16m34=U20日本新
1本目から15m97(+0.6)と良い記録が出ましたが、「もう1本跳びたい」と思って臨んだら、3本目(16m13、+0.6)、5本目(16m34、+0.6)と伸びました。5本目は着地したときに「これ、来たな!」という感じがありました。普段はガッツポーズをあまりしないのですが、思わず出ました。夏にジョグから見直し、助走を改善しました。ようやく自分の動きが形になってきたのが今大会だと思います。初めての日本インカレは楽しかったです。

画像: 男子三段跳を16m34のU20日本新記録で制した伊藤(写真/中野英聡)

男子三段跳を16m34のU20日本新記録で制した伊藤(写真/中野英聡)

女子ハンマー投 2位
渡邉ももこ(筑波大1年)
60m49=U20日本新
U20日本記録には正直驚きましたが、夏の間に頑張って力を蓄えて、準備してきた成果が出たと思います。夏にやってきたのは、60mを投げるフィジカルをつくるために、自分で考えながらウェイトトレーニングなどです。技術面では、自分のフォームの動画を繰り返し見ました。5、6投目はもっと投げたいという気持ちで狙いすぎてしまったな、と(2投ともファウル)。今後は10月のU20日本選手権の連覇と、来年のインカレで勝つことが目標です。

画像: 日本選手権5位の渡邉は3投目にU20日本新の60m49をマークした(写真/中野英聡)

日本選手権5位の渡邉は3投目にU20日本新の60m49をマークした(写真/中野英聡)

女子4×400mR 優勝
大阪成蹊大
春木麻実伽(3)-柳谷朋美(3)-桑原綾子(2)-齋藤愛美(2)
3分37秒80
1走・春木 初日の400m予選(1組6着)では納得のいく走りができなかったのですが、そのことを引きずることなく、マイルに臨めました。チームを信じ、自分を信じてトップで帰ってこようと思っていました。
2走・柳谷 個人としては200mで決勝に進めずに悔しい気持ちでした。本調子でない分、チームを不安にさせてしまった。4継もそうですが、チームのためならより一層頑張れます。来年もリレー二冠をできるように貢献したいです。
3走・桑原 大舞台で先輩、同期と最高のレースができたと思います。1位でつないでくれたので、最初から最後まで全力を出し切ることができました。
4走・齋藤 自分としては走れた感覚はないのですが、脚がつっても構わないから、前半からぶっ飛ばそうと思っていました。マイルはしんどすぎて、レース後は何も考えられなかったのですが、冷静になると200mの優勝とはまったく違ううれしさでいっぱいです。

画像: 大阪成蹊大は4×100mRに続き、4×400mRのリレー二冠を達成(左から走順、春木、柳谷、桑原、齋藤)写真/早浪章弘

大阪成蹊大は4×100mRに続き、4×400mRのリレー二冠を達成(左から走順、春木、柳谷、桑原、齋藤)写真/早浪章弘

男子総合優勝
順天堂大 64点
9年ぶり28回目

画像: 男子総合優勝の順天堂大(写真/早浪章弘)

男子総合優勝の順天堂大(写真/早浪章弘)

女子総合優勝
筑波大 88.33点
2年連続26回目

画像: 女子総合優勝の筑波大(写真/中野英聡)

女子総合優勝の筑波大(写真/中野英聡)

おすすめ記事

陸上競技マガジン 2019年10月号


This article is a sponsored article by
''.