12月1日、東京五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジを兼ねて行われた第73回福岡国際マラソンは、東京五輪のモロッコ代表に内定しているエルマハジューブ・ダザ(モロッコ)が30km過ぎからスパートかけて2時間07分10秒で優勝。2位には2時間09分36秒の藤本拓(トヨタ自動車)が入った。

※写真上=日本人トップの2位に入った藤本
撮影/中野英聡(陸上競技マガジン)

 9月のMGCで9位だった藤本は、東京五輪代表内定の条件となる日本記録(2時間05分50秒)更新にレース序盤から果敢にチャレンジ。最初の5kmを14分51秒で入ると、30km地点までは15~20km(15分01秒)を除き、5km14分台のペースを刻み続けた(1時間29分33秒で通過)。結果的には30km過ぎからペースが落ちてしまったが、5km15分ペースで2時間6分00~30秒を前提に考えても、積極的な展開だったといえ、「悔しい思いはありますが、途中まで良いチャレンジをさせてもらいました」と納得のいく部分も残ったレースだった。

 地元の西鉄所属で、MGC22位の福田穣が後半にペースを上げ、2時間10分33秒で3位に。9月のMGCを見送り、同月末から行われたドーハ世界選手権に出場した川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は2時間12分50秒で12位。川内にとって、今回で99回目のフルマラソンだった。

 上位20名の結果(速報値)

1 E・M・ダザ(モロッコ) 2:07:10
2 藤本 拓(トヨタ自動車) 2:09:36
3 福田 穣(西鉄) 2:10:33
4 W ・デレセ(ひらまつ病院) 2:10:52
5 寺田 夏生(JR東日本) 2:10:55
6 M・ギザエ(スズキ浜松AC) 2:10:59
7 伊藤 太賀(スズキ浜松AC) 2:10:59
8 A・H・ウラド(デンマーク) 2:11:03
9 R・K・チョゲ(ケニア) 2:11:38
10 鈴木 太基(ラフィネグループ) 2:12:09
11 飛松 佑輔(日置市役所) 2:12:44
12 川内 優輝(あいおいニッセイ同和損保) 2:12:50
13 N・ハーマン(オーストラリア) 2:14:04
14 設楽 啓太(日立物流) 2:14:31
15 佐藤 悠基(日清食品グループ) 2:14:56
16 永井 秀篤(横浜DeNA) 2:15:03
17 森橋 完介(ラフィネグループ) 2:15:42
18 K・ナート(ベルギー) 2:15:51
19 髙橋 雅人(TRACK東京) 2:16:07
20 朝賀 勇也(高田自衛隊) 2:16:12

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