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2020-09-08

【アメフト】関東大学、自動昇格は見送り 新型コロナで「楽観視できず」

関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA,河西幸哉理事長)は、2020年シーズンの公式戦での自動昇格を見送ることになった。9月7日、公式HPで発表した。

 KCFAは

準備状況がチームによって異なることや、大学によって課外活動に対する方針がまちまちであることなどから、原則として「昇格、降格を行わない」こととしましたが、自動昇格については、新型コロナの拡大状況や医療現場の状況などを総合的に判断し、適用の有無を決めることにしていました。当連盟では、本件について継続して検討してきましたが、新型コロナをめぐる状況が劇的に好転しているわけではなく、今後についても楽観視することはできないなど連盟メディカル委員会の医師らの見解も踏まえ、自動昇格の適用を見送ることとしました。

と、自動昇格見送りの理由を説明した。自動昇格には、一定の成績が前提となるが、各カテゴリーでの、公式戦の確実な実施が見通せないリスクがあるためと考えられる。

 KCFAは、これまで今季の特例措置として、

・原則として、降格は行わない。チャレンジマッチと入れ替え戦は実施しない。
・ただし、自動昇格については、新型コロナの蔓延状況や医療現場の状況などを8月中旬から下旬にかけて総合的に判断し、適用することもあり得る。この場合に自動昇格するチーム数は、1部BIG8から同TOP8へ=2、2部から1部BIG8へ=4、3部から2部へ=4、エリアから3部へ=4となる。

としていた。

昨シーズンの関東学生1部BIG8、日大vs神奈川大戦。昨季の結果、日大はTOP8に昇格し、神奈川大は4位でBIG8にとどまった。今季は昇格降格はない=撮影:小座野容斉

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