12月14日(土)、関東大学アメリカンフットボールリーグ戦のチャレンジマッチが行われ、桜美林大が日体大を16ー6で下して、初のTOP8入りを果たした。
上の写真:TOP8昇格を決め、部員に胴上げされる主将のリュージ・マイケル・ヴァンデューセン 編集部
両チームとも立ち上がりの硬さからパントを蹴り合うなか、桜美林大はパンター(P)神杉の好パント(67ヤード)によって、日体大の攻撃をゴール前2ヤードに押し込む。日体大の攻撃をパントに追い込み、相手陣深くで攻撃権を得て、神杉晃汰のフィールドゴール(FG)で3ー0とリードする。
第2クォーター(Q)には、クォーターバック(QB)亀山一成からランニングバック(RB)荒巻大介への38ヤードのバスで大きく前進する。亀山は続くプレーでワイドレシーバー(WR)福田亮佑へ6ヤードのタッチダウン(TD)パスをヒットさせ、10−0とリードを広げる。

QB亀山からのパスをエンドゾーンでキャッチするWR福田
日体大も第2Q終了間際にQB石渡裕太からのパスをWR山中隆哉がエンドゾーンで好捕してTD。しかし、トライフォーポイントのキックはブロックされ、流れに乗れない。

QB石渡からのパスをキャッチするWR福田
第3Qの中盤、日体大はFGで加点し、そのプレーの間に日体大のアンスポーツマンライクダクトで、50ヤードからのキックとなる。このチャンスにオンサイドキックを試み、ボールを確保した。しかし、ボールが10ヤード以上飛んでおらず、反則となって畳み掛けることができなかった。
それでも、日体大のFG失敗のあと、キッカー(K)神杉が23ヤードのFGを決めて16ー6とする。
第4Qの序盤、ファンブルで攻撃権を日体大に渡すが、ディフェンスがダウン更新を許さず、パントに追い込む。中盤にもFGで加点すると、日体大の最後の攻撃をファンブルフォースで断ち切った。

桜美林大のQB亀山は、25回の試投で21回成功、176ヤードで1TDと、安定したクォーターバッキングを見せた
TOP8昇格を目指してシーズンインいた桜美林大だったが、初戦で神奈川大に14ー21と敗戦を喫する。しかし、関口順久監督は「初戦で負けたのが良かった」と振り返る。
「1戦目で負けて、全てを否定された。それをきっかけに4年生が成長してくれました。試合に出ない選手たちも徹夜でスカウティングをしてくれたり…。それを見ていた下級生が4年生を男にするとチームにまとまりができました」

TOP8昇格を決めて喜ぶ桜美林大の4年生たち
桜美林大は、80年代後半から90年代、並列制の1部の常連だった。しかし、その後、2部と3部に低迷していた。大学から特別強化クラブとして認定されて再び強化がスタートした2012年に3部から2部へ、16年には1部BIG8へ昇格した。17年にはBIG8で順列2位でチャレンジマッチに進出したが、明大に敗れ、18年には順列1位をなったが日体大に敗れている。
BIG8で5勝2敗で順列2位となり、3度目のチャレンジマッチ出場となった3度目の正直となった。特別強化クラブのアメリカンフットボール部は、桜美林学園創立100周年にあたる2021年までに、甲子園ボウルで優勝するという目標を掲げている。
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