板東湧梧[JR東日本]
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ばんどう・ゆうご/1995年12月27日生まれ。徳島県出身。182cm78kg。右投右打。鳴門高-JR東日本。小2から軟式野球を始め、遊撃手兼投手。中学時代は軟式野球部に所属してエース。高校では2年春にベンチ入りし、春夏の甲子園を経験(春は8強、夏は2回戦敗退)。2年秋にエースとなり徳島大会優勝、四国大会準優勝で3年春にはセンバツ出場(3回戦敗退)。さらに春の四国大会で準優勝、夏も徳島を制して4季連続の甲子園出場を果たした(8強)。卒業後の2014年にJR東日本へ入社。体の細さやケガなどに悩まされた時期もあったが、年を追うごとに登板機会を着実に重ね、5年目の今季は主戦を務めている。都市対抗では4試合に登板して計14回で1失点と好投。チームを4強に導き、大会優秀選手にも選ばれた。最速148㌔の直球と多彩な変化球、巧みに打ち取る投球センスが武器。
※写真上=板東湧梧投手[JR東日本]
写真◎ベースボール・クリニック
〈握り方のポイント〉
自分から見て縫い目が「U」の字になるようにボールを向け、右の縫い目の内側に中指のやや薬指側が当たるようにして沿わせる。
板東投手は球速110キロ前後の緩いカーブ、120キロ前後の速いカーブを投げ分けており、緩いカーブの場合は人さし指を浮かせて、手のひらで球を包み込むように深く握る。親指は中指と対角にある縫い目に掛け、第一関節あたりでしっかりと固定する。深く握り中指の感覚を重視することで、真上に抜け、タテに大きく落ちる軌道になる。
速いカーブの場合は、人さし指をボールにつけ、手のひらとボールに少し隙間をつくるようにやや浅く握る。
〈投げ方のポイント〉
緩いカーブは、手首を内側に巻きこみながら腕を振り、腕が一番高く上がったところでリリースし、スナップの勢いを使って中指で強く弾く。
速いカーブは、投げ方をスライダーに近づけ、中指と人さし指で捻るような感覚でリリースする。
〈使い方のポイント〉
緩いカーブはカウント球として使うことが多く、捕手のマスク当たりを目掛けて投げることで1度浮いてからストライクゾーンのやや低めに落ちていく。
速いカーブは空振りを狙うケースで多用しており、直球の軌道に乗せる意識を持ち、スライダーに近いイメージでストライクゾーンからボールゾーンに曲げていく。
ストレート
カットボール
スライダー
フォーク
文◎ベースボール・クリニック編集部
(この記事はベースボール・クリニック2018年11月号掲載『球道自在』の内容を再編集したものです)
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