10月31日から11月1日にかけて、令和2年度関東学生秋季リーグ戦が開催された。新型コロナウイルス感染防止対策のため、無観客、声を出しての応援が禁止され、エールも行わない雰囲気のなかで行われ、男子1部リーグでは初日から白熱した戦いが展開された。
1年生にとっては大学のデビュー戦となった一方、多くの4年生にとっては今大会がラストマッチだ。デビューと引退の両方がかかった今大会、昨年度チャンピオンである早稲田大が圧倒的な強さを見せて全勝優勝した。
5本勝負では中軸選手の活躍が欠かせない。早稲田大では人見亮太/宇野敬也が鍵を握った。今大会が始まるまでリーグ戦は1試合しか出場経験がなかった2人だが、今大会は安定したプレーを見せて5戦全勝。不調に苦しむ山根稔平/内田理久に勝負を回さなかった。大会後、4年生の人見は「全勝賞を取れるなんて思ってもいなかったので、うれしいというより驚きです。前の3ペアが安定して勝っていたので、ほどよい緊張感で、宇野と楽しく試合ができました」と最後のリーグ戦で有終の美を飾った。
他のペアも劣らず結果を残した。シングルスでは高倉和毅が、ライバルである北本達己、谷岡凌太朗らを倒し、3年目で初の全勝賞を獲得。水木瑠/上松俊貴は言わずもがな、後藤圭佑/荒木駿も1敗はしたが、1番としての役割は全うした。
優勝した早稲田大の上松主将は「大会感覚がなく不安でしたが、練習の成果が良い方向に向きました。ここまでやってこられたのは同期の支えがあったから」と主将としての最高の結果に感謝の意を述べた。
惜しくも準優勝に甘んじた明治大。事実上の決勝戦となった早稲田大戦では、1勝1敗で迎えたシングルスで北本が2-④で敗戦。流れを引き寄せることはできなかった。2位という結果に4年生の本倉健太郎主将は「悔しいですが、良い試合はできました。期待できる選手が入ってきたので来年以降も結果を残して欲しい」と後輩に期待を寄せた。
新型コロナウイルスで一時は開催が危ぶまれた関東秋季リーグ。1試合毎のボール交換、ジャッジ板消毒、マスク着用など、さまざまな対策がなされた。入替戦なしという形ではあるが、熱戦が繰り広げられた背景には、関東学生連盟はじめ、多くの関係者の尽力の成果である。新たな日常の中で、ソフトテニスのドラマが見られる日が戻ってきた。
女子とのアベック優勝にあと一歩だった明治大
3位の國學院大は安定感が出てきた
■最終順位
優勝 早稲田大 5勝
2位 明治大 4勝1敗
3位 國學院大 3勝2敗
4位 日本体育大 2勝3敗
5位 法政大 1勝4敗
6位 東京経済大 5敗
取材◎川村虎大 写真◎藤井勝治
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