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2018-08-08

[野球食]腸内環境を整えてくれる桃スムージー

海老久美子(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)

◎ドリンク

<材 料>
・桃……100g(可食部)
・ヨーグルト……100g
・ハチミツ……大さじ1
・レモン汁……好みで

<作り方> 約10分(桃を凍らせる時間は含まず)
1)桃は適当な大きさに切り、冷凍する。
2)ミキサーまたはフードプロセッサーに桃とヨーグルト、ハチミツを入れかくはんする。全体が混ざりとろっとしたらグラスに盛り、好みでレモン汁をかける。

<Point!>
! フルーツの甘みを生かすために、ヨーグルトは無糖タイプを。
! フルーツは、好みで生でも缶詰でもOK。
! フルーツの種類も、冷凍できる好みのものでOK。

<栄養量>(球児1人分)
エネルギー 165kcal
タンパク質 4.2g
脂質    3.1g
糖質    33.2g
カルシウム 125mg
鉄      0.3mg
ビタミンA  33μg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.15mg
ビタミンC  10mg
食物繊維   1.3g

<Pickup栄養素>
カルシウム
球児の骨と歯の材料であり、神経の興奮を鎮め、精神を安定させる役割もある。試合期である夏は、食事の偏りにより不足を招きやすいので注意。

夏場に失いやすいカルシウムを摂取できる
ヒンヤリ爽やかな乳製品

 暑くなると気づかないうちに乳製品とは縁遠くなりがちだが、牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、球児にしっかり確保してほしいタンパク質やカルシウムが豊富。アレルギーがなければ、日常的に摂っておきたい食品だ。

 さらに、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む乳製品は、腸内環境を整える上でも有効。冷たいものを摂り過ぎて、お腹の調子を崩しやすい夏場には予防という意味でも味方になってくれる。

 今回は、夏の乳製品をテーマに、簡単に作れるスムージーを紹介。
 ここでは、缶詰の白桃を使っているが、生の桃でももちろんOK。

 プレーンヨーグルト自体を冷凍すると、乳酸菌は生きているが、分離して食感とおいしさが落ちてしまう。フルーツを冷凍することで、手軽にフローズンヨーグルトタイプのドリンクになる。

 ミキサーにかける分、固形に比べて、溶けるのも早いので、アイススムージーならではのシャリシャリ感を楽しむためには、作ってすぐ飲むのがいい。水分補給を目的とするドリンクではないので、ゴクゴクとはいかないが、ヒンヤリ爽やかに乳製品を摂ることができる。

 お腹の調子が整っていれば、普段の食事もしっかり食べられ、夏バテ予防にもつながる。

《PROFILE》
海老久美子(えび・くみこ)
立命館大スポーツ健康科学部副学部長。管理栄養士、公認スポーツ栄養士、博士(栄養学)。全日本野球協会医科学部会委員。JOC強化スタッフ。ジュニアからトップまで、各種目のアスリートへの実践的な栄養教育・サポートを実施。著書に『野球食』『野球食Jr.』『野球食のレシピ 』『女子部活食』(小社刊)などがある。

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