甲子園ボウル出場をかけた西日本代表校決定戦決勝 WESTERN JAPAN BOWL FINALは、12月1日(日)吹田市の万博記念競技場で、観衆9,000人を集めて行われ、関学大(関西2)が21-10で立命館大(関西1)を破り、4年連続53回目の甲子園ボウル出場を決めた。
1Q8分32秒、関西学院大学RB三宅昴輝がワイルドキャットフォーメーションから71ヤード先制TD 写真:佐藤誠
第1クォーター(Q)、関学大ランニングバック(RB)三宅昴輝が、クォーターバック(QB)を外したワイルドキャットフォーメーションから71ヤードを走り、先制のタッチダウン(TD)を上げて、関学大がリードを奪った。
一度パントを蹴った後のオフェンスシリーズでクォーターバック(QB)中岡賢吾からハンドオフを受けたRB三宅昴輝が37ヤード走り再びTDラン、1Qで関学大が14-0とリードを広げる。
立命館大は返すオフェンスでシリーズで、コーナーバック(CB)を抜き去ったワイドレシーバー(WR)にロングパスを投じるが、ヘルプに入った関学大セーフティー(SF)の宮城日向にインターセプトされる。
1Q、関学大SF宮城日向がパスインターセプト 写真:佐藤誠
前半終了間際に立命館大はキッカー(K)花岡輝の37ヤードフィールドゴール(FG)で3点を返し、関学大14-3立命館大で前半を終えた。
後半は関西学院大学キック、立命館大学レシーブで試合再開。関学大はリードしているもののオンサイドキックを敢行して成功させると、QB奥野耕世がランパスオプションから右アウトパターンに出たTE亀井優大へ2ヤードTDパスを通して追加点をあげ、21-3とリードを広げる。
3Q、関学大主将ディフェンスラインの寺岡芳樹がパスカット 写真:佐藤誠
4Q、立命館大はQB荒木優也からWR木村和樹への20ヤードTDパスで追い上げるが時すでに遅く、関学大が21-10で立命館大に勝利し、4年連続53回目の甲子園ボウル出場を決めた。
4Q9分51秒、立命館大WR木村和樹が20ヤードTDパスレシーブ 写真:佐藤誠