6月17日に開幕した沖縄大会を皮切りに、第99回全国高校野球選手権の地方大会が熱を帯び始める季節となった。全国の頂点に今年はどのチームが立つのか。最も近い位置にいるのが春のセンバツ王者・大阪桐蔭(大阪)だろう。センバツ後に行われた春季大阪大会も制し、近畿大会は決勝で18対0という圧倒のスコアで同じ大阪の東海大仰星を優勝を果たした。
春のセンバツを強肩強打の正捕手・岩本久重抜きで制したように、投打にタレントはそろい、層も厚い。ただ、エースの徳山壮磨は欠くことのできない太い柱だ。センバツで最も苦しんだ2回戦の静岡戦を振り返る。
初回に6点ずつを奪い合うめまぐるしい展開。西谷浩一監督は2回からエースをマウンドに上げた。その回に1点を勝ち越された徳山は「とにかく粘って流れを持ってきたかった」と腕を懸命に振ったが、7回に1点を追加され、なおも二死満塁フルカウントの窮地を迎えた。それでも、空振り三振でピンチを脱出。「震えるような場面でエースの仕事ができました」と言うエースを戒める西谷監督の存在が大阪桐蔭の強さを継続させている。
この場面、フルカウントから静岡の一番打者、左の村松開人に対して徳山はストレートを2球続けた。1球目のそれは高めに浮いてファウル。2球目はインコースに構えた捕手のミットとは逆にアウトハイに抜けたが、それが功を奏し空振りを奪った。ここを西谷監督は見逃さない。
「2球ともボール球でした。結果はOK。だけど打者に見送られていたら押し出しで追加点を取られて、この試合は高い確率で負けることになったでしょう。試合後にはこういうところが大事なんだと徳山には話しました」
結果に流されて、本質を見誤ることがない西谷野球。タレントがそろう以上に、こうした点にこそ強さの理由がある。
ベースボール・クリニック7月号「監督の目」では、この一戦を振り返る中で西谷イズムが存分に語られている。
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