close

2021-01-03

【アメフト】オービックが7年ぶり最多8回目の日本一に 関学大を破る

【オービック vs 関学大】オービックWR野崎貴宏が53ヤードTDパスレシーブ、野崎はこの試合MVPに選ばれた=撮影:佐藤誠

全ての画像を見る

アメリカンフットボールの日本選手権、第74回ライスボウルが1月3日、東京ドームで行われ、社会人代表のオービックシーガルズが、学生代表の関西学院大学ファイターズを35‐18で破って、7年ぶりの日本一となった。オービックの優勝はリクルート時代から通算して8回目で最多記録を更新した。ポール・ラッシュ杯(ライスボウル最優秀選手)にはオービックのWR野崎貴宏が選ばれた。
第37回から現行の日本選手権となったライスボウルで、社会人代表が勝ったのは12年連続で26回目。


【オービック vs 関学大】1Q、ワイルドキャットのQBに入った関学大RB前田(左)がハンドオフフェイクから10ヤード先制TDラン=撮影:佐藤誠
【オービック vs 関学大】1Q、ワイルドキャットのQBに入った関学大RB前田(左)がハンドオフフェイクから10ヤード先制TDラン=撮影:佐藤誠

日本選手権・第74回ライスボウル(2021年1月3日)
オービックシーガルズ○35-18●関西学院大学ファイターズ


オービックが後半に地力の差を見せて勝ち切った。
関学大は試合開始のキックオフでオンサイドキックの奇襲で、オフェンスの権利を奪うと第1クオーター2分、RB前田公昭の10ヤードタッチダウンランで先制(コンバージョンキックは失敗)した。しかしオービックは直後のオフェンスシリーズでRB望月麻樹が8ヤードを走ってTD、キックも決まり逆転した。

【オービック vs 関学大】1Q、RB望月麻樹の10ヤードTDでオービックが同点に追いつく(キックも成功し勝ち越し)=撮影:佐藤誠
【オービック vs 関学大】1Q、RB望月麻樹の10ヤードTDでオービックが同点に追いつく(キックも成功し勝ち越し)=撮影:佐藤誠

さらにオービックはDE平澤徹のパントブロックでゴール前からのオフェンスとすると、QBジミー・ロックレイがTEホールデン・ハフにTDパスを決めて、リードを広げた。
関学大は、第2クオーター終了間際にRB三宅昴輝が外を突いて84ヤードを独走するランTD(2ポイントコンバージョン失敗)で12-14として折り返した。

【オービック vs 関学大】2Q、関学RB三宅昴輝が左オープンを駆け上がり84ヤードTDラン、三宅はこの試合MIPに選ばれた=撮影:佐藤誠
【オービック vs 関学大】2Q、関学RB三宅昴輝が左オープンを駆け上がり84ヤードTDラン、三宅はこの試合MIPに選ばれた=撮影:佐藤誠

第3クオーター、オービックはQBロックレイからWR野崎へ53ヤードのTDパスが決まってリードを広げると、さらに次のオフェンスシリーズでWR西村有斗がジェットモーションプレーで49ヤードを走ってTD、関学大を突き放した。
オービックは、第4クオーターにもTEハフがこの日2本目のTD をキャッチして試合を決めた。

【オービック vs 関学大】MVPを受賞したオービックWR野崎貴宏がトロフィーを掲げる=撮影:佐藤誠
【オービック vs 関学大】MVPを受賞したオービックWR野崎貴宏がトロフィーを掲げる=撮影:佐藤誠

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事