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2021-02-12

【プロレス】秋山準&丸藤正道の谷口周平論「期待しすぎるのもよくない」「楽しむきっかけを見つけたら…」

語り合う秋山準と丸藤正道

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 2月4日、NOAH2・12日本武道館大会でタッグを組んで清宮海斗&稲村愛輝と対戦する秋山準と丸藤正道が対談をおこなった。NOAH11年ぶりとなる武道館大会に向けて語り合っていると、話題は意外にも谷口周平へ。

 秋山が清宮と初めて試合で絡んだのは2019年9月のNOAH大阪大会。目玉は当時GHCヘビー級王者として「新しい景色」を見せ続けてきた清宮がスーパースターの武藤敬司、NOAHの歴史を知る秋山とトリオを結成。若きチャンピオンがレジェンド2人といかなる共演を見せるのかだった。

 しかし、その一戦で清宮は谷口からタイガー・スープレックス・ホールドで勝利を収めたものの、存在感を発揮することができなかった。本人もトラウマに残るぐらい何もできなかったと後述している一戦だ。

 秋山は開口一番で「オレは何もしてないですよ」ととぼけていたが「ボクは清宮君よりも上に言ってやろうっていうのはなかったです。でも、武藤さんは絶対にあると思う。だけど、アレは谷口が悪い。谷口ががんばったから悪い」と責任をなすりつけた。その一戦では“谷口火山”が大爆発して、秋山と激しくやり合ったのである。

 同一戦で谷口と同じコーナーにいた丸藤も「会社がそういうふうにしたかったものを静かに見てるよりは、主張があった方がいいんじゃないですか。谷口の場合は波があって、年に1回あるかないかでしたけど。常に持続できればいいんだけど」と当時を回顧。秋山も「オレ、たまにツイッターでライブ配信をやってるんだけど、谷口のことはみんな心配してるね。小橋さんも今、プレッシャーをかけてるんでしょ? でも、あんまり期待しすぎるのもよくないんじゃないかなって。彼は硬くなるから」とアドバイスを送った。

「もっとプロレスを楽しんでくれれば、いいんじゃないですかね。なんか楽しそうな時ないですから。控室でもそうだし、練習中もそうだし、試合になったら余計そうだし。なんで谷口の話になってるかわからないけど、楽しむきっかけを見つけたら、ポンとはねるかもしれないです。言っても、ボクより年上ですけどね」(丸藤)

 谷口は1月30日公開のNOAHオフィシャルYouTubeで小橋さんに公開説教された上でハーフネルソン・スープレックスを継承。1・16横浜からファンキーな“谷口周平ダンス”で一部のプロレスファンをざわつかせている。

 NOAH11年ぶりとなる2・12武道館大会で谷口はモハメドヨネと組んでDRAGONGATE・望月成晃&ZERO1・田中将斗と対戦。小橋さん、秋山、丸藤という業界を代表する選手たちの期待に試合で応えられるのか注目だ。
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