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2021-03-14

【プロレス】内藤哲也とのシングル実現に向けて、辻陽太がツイッターへの“最後のお願い”!

3月20日までの5万5000“いいね”を目指す辻

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3月20日までの5万5000“いいね”を目指す辻 新日本プロレスのヤングライオン・辻陽太が、内藤哲也とのシングル実現に向けて“最後のお願い”をおこなった。

 1月の東京ドーム大会でIWGP2冠王座から陥落した内藤哲也は、直後のシリーズにノーテーマのまま突入。みずから「おいしい獲物」と口にして、ほかの選手たちに対して対戦アピールを促した。

 この内藤の言葉に反応を示したのが本間朋晃、グレート-O-カーン、そして辻陽太の3選手。辻はかねてメキシコ遠征を希望し、今年中の「ヤングライオンからの卒業」を目標に掲げている。とにかく現状打破へのきっかけを求め、積極的に内藤との一騎打ちをアピールした。

 辻は団体に対して、内藤とのシングル実現の可否を問うべく、オフィシャルツイッターを活用しての投票を要望。団体からは“スルー”されたものの、辻は自身のツイッターアカウントを利用して、5万5000“いいね”を目標にファンの“後押し”を集め出した。

 開始当初は一気に“いいね”が伸びたものの、すぐに鎮静化。締め切りは、内藤が「終わり」を告げるまでというざっくりとしたもので、3月中旬で約3万“いいね”を集計。ただ、このまま続けていても「ラチが明かない」と感じた辻は、3・13名古屋大会のバックステージで、投票の区切りを定めた。

「3月21日、ニュージャパンカップの決勝戦(の仙台大会)、オレはそこで内藤さんとのシングルマッチを実現させたい。だから、“5.5万人いいねプロジェクト”、3月20日の試合終了後を締め切りとする。あと1週間だ。いま、約3万人。あと1週間で2.5万人だ。必ず内藤さんとのシングルマッチを実現させてやる」

 現在、開催中のシリーズの最終戦3・21仙台大会での内藤とのシングルを目指し、3月20日を締め切りに設定。あと1週間での2万5000“いいね”はかなりのハードルの高さだが、海外にも多くのファンを抱える新日本であれば、決して不可能な数字ではない。

 いち若手選手が、トップ選手とのシングル実現を目指してSNSを活用するというのは前代未聞でありながら、一方でいまの時代性を象徴するようなアピール手段だ。

 はたして、3月20日までに5万5000“いいね”を集めることはできるのか? 辻の“最後のお願い”の結末に注目だ。
<週刊プロレス・市川 亨>

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