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2021-03-18

【女子プロレス】SareeeのWWE入団が正式発表。新リングネームはSARRAY!

WWE入団が発表されたSARRAY

日本女子プロレス界の若きエース、SareeeのWWE入団が3月17日(現地時間)に開催されたNXTにおいて正式発表された。新リングネームはSARRAY(サレイ)。

同大会のビジョンに登場したSARRAYはGMのスティーブン・リーガルに紹介される形でWWE入団がアナウンスされた。

近年、女子部門に力を入れているWWE。ASUKA、イオ・シライに次ぐキーパーソンになることが期待される。現地ファンのSNS上では早くも大きな話題となっている。

 SARRAY(当時はSareee)は2011年4月17日、ディアナにおける里村明衣子戦でデビュー。キュートなビジュアルと負けん気爆発のファイトで人気選手となる。

転機は2019年6月28日&29日に開催されたWWE日本公演(東京・両国国技館)だった。その際、来日したトリプルHと会談をもち、スカウトを受けたことが明らかにされた。

突然のオファーに当初は戸惑いを隠せなかったが、2020年1月、「女子プロレス界の頂点を目指します」とWWE挑戦を決意。同年2月をもって当時所属していたディアナを退団。WWE入団に向け、準備を進めていた。だが、今なお猛威を振るうコロナ禍のため渡米ができない状態に追い込まれる。

以後、活動自粛を続けていたが、昨年9月、WWEの許可を得て日本国内での活動を再開。ライバル・世志琥とタッグチーム「鬼に金棒」を結成し、女子プロレス団体「SEAdLINNNG」のタッグベルトを巻くなどさまざまなリングで活躍。リング外でもアントニオ猪木や藤波辰爾、初代タイガーマスク・佐山サトルら昭和レジェンドたちと交流を図るなど独自の活動を続けていた。

 そんななか、昨秋よりWWEは海外選手の受け入れを再開。これを受け、渡米準備に入ったSARRAYは1・22SEAdLINNNG新木場大会を最後に日本でのプロレス活動にピリオドを打った。

そして2月19日、極秘裏に渡米。その際、「世界に行ってもSareeeらしさを忘れず、精一杯がんばってきます! Sareeeの冒険はまだまだこれからです! 女子プロレスの神様を味方につけていってきます! ファンの皆さま、たくさんの応援、本当にありがとうございました。つらい時は皆さんの顔を思い出します!」と日本のファンへの感謝とともに新天地での決意を語っていた。

ついに正式アナウンスされたWWE入団。次に気になるのはWWEデビューのタイミング。デビュー10周年の節目に日本の女子プロレスを背負って世界に羽ばたいたSARRAY、そのXデーはいつなのか注目が集まる。

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