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2021-03-20

【プロレス】このまま市川、バトルロイヤル5連覇ならず…優勝は伏兵H・Y・O

市川を破り、優勝を果たしたH・Y・O(右)

DRAGONGATEの神戸サンボーホール大会恒例の時間差バトルロイヤル「ロイヤルサンボー」。19日におこなわれた5回目となる今回の注目は、このまま市川(ストーカー市川から改名して1年3カ月)の5連覇達成なるか(これまですべてのロイヤルサンボーで優勝している)。その市川はもっとも不利と言われる1番目で登場。一緒に入場してきたHipHop菊田が対戦相手だったが、案の定、まったく歯が立たない。さらに続いて登場したのは菊田と同じR・E・Dのダイヤ・インフェルノとH・Y・O。3人に対して果敢に挑んでいった市川だが、R・E・Dの3人が同時のフロントハイキックを見舞ってフォール負け。5連覇の夢は早々に砕け散った。

その後はKzy&K-ness.が登場し、R・E・Dに向かっていく。K-ness.はインフェルノの足を狙って関節技に移行すると、Kzyがインフェルノ、R・E・DがK-ness.をカバーしてK-ness.とインフェルノは3カウントで脱落。続いてヨースケ・サンタマリア&問題龍、ジェイソン・リー&ホーホー・ルンが時間差で入場。マリアはオネエファイトを全開にしてこの日はホーホーにロックオン。再三にわたってキスを狙う。そしてKagetora&スペル・シーサーが入場。これで全員が出そろった形。2人は見せ場を次々と作り出した。まだホーホーへのキスをあきらめていないマリアは、ホーホーがコーナー最上段に上がったところでキス成功。ホーホーは腰から砕け散ってオーバー・ザ・トップロープで脱落。直後にはマリアもKzyのエルボーを食らって場外に転落。シーサーは問題龍を丸め込み、すぐさまH・Y・Oもシーサーをフォール。菊田もすでに脱落した状況でR・E・DはH・Y・O一人。3対1という不利な状況ながら、まずはKzyが脱落し、ジェイソンはH・Y・Oの奥の手バックドロップ・ホールドで3カウントを奪われる。最後はKagetoraとの一騎打ちとなったH・Y・O。Kagetoraも初優勝に気合十分だったが、ロープに走ったところをインフェルノにカットされ、レフェリーが見ていないスキにH・Y・OがKagetoraに急所攻撃。そのままオーバー・ザ・トップロープで場外に落とし、優勝をかっさらった。

試合後のH・Y・Oは3・6大阪でブレイブゲート王座に挑戦して敗れたばかりだったが、「この勢いのままオレはオレのやり方で上に上がってやるよ」と不気味に予告。H・Y・Oが再びDRAGONGATEマットを混沌に陥れる。
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